新たな仲間とともに、11・4結集に向け北陸労働者集会開く
10月21日富山市内で、11・4集会への総決起を誓う「解雇撤回!外注化阻止!非正規職撤廃!」北陸労働者集会が行われた。
講師に、元安芸労働基準監督署長で国鉄闘争全国運動呼びかけ人の大野義文さんを招き、北陸ユニオンの主催で、職場・地域で奮闘してきた仲間が新たに加わった仲間とともに結集し、闘いの前進を確認するとともに、10・1外注化阻止を全力で闘い抜いた動労千葉と心を一つにして、職場・地域で闘う決意を打ち固めた。
まず北陸ユニオンの委員長が「動労千葉の青年は、職場の主人公は俺たちなんだと堂々と闘っている。この闘いをあらゆる職場・産別で進めて、闘う労働組合を甦らせよう」「労働者の力は無限だと示すためにも、11・4労働者集会に結集しよう」とあいさつ。
大野義文さんが「団結に向けて」と題して講演を行った。大野さんは「おかしいことをおかしいと労働者が言える労働現場をどうやったらつくることができるのか、ともに考えていきたい」と語り、監督官の経験や労働相談の事例なども挙げながら、「有期雇用は団結権の問題。外注化の問題は、非正規雇用をなくすという労働運動全体の問題」と訴えた。さらに、資本との「ケンカの仕方」の基本は、あくまで職場の団結にこだわること、仲間を大切にすることと強調した。
続いて、運送会社のアルバイトを解雇された北陸ユニオンの当該組合員3人が登壇し、新組合員が解雇撤回闘争の決意と支援を訴えると、参加者は大きな拍手で応えた。
活発な討論の後は、ス労自主、国労、富山大学学生、NAZEN北陸からのアピール。国労の仲間は、「合理化で安全を脅かす、北陸新幹線開業にともなう在来線の第3セクター化に反対して闘う」と発言し、10・19法大闘争に参加した富山大学の学生は、「法政大学のような闘いを富山大学でもしたい」と決意を表明した。集会のまとめで北陸ユニオンの書記長が11・4集会への結集を訴え、団結がんばろうで締めくくった。(北陸ユニオン・K)
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