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外注化阻止・非正規職撤廃へ、国鉄闘争全国運動が神奈川で集会

s20121011a.jpg 10月5日、「JRは外注化をやめろ!非正規職をなくそう!10・5国鉄闘争全国運動・神奈川集会」が横浜市内において105名の結集で成功しました。
 動労千葉、動労水戸を先頭に国鉄労働者が検修業務外注化に対して人生をかけた闘いに立ち上がっていることと固く団結して、神奈川の地においても「新自由主義と対決する階級的労働運動がここにある!」と示し、階級的労働運動を大きく発展させていくことを参加者全員が決意する集会としてかちとりました。 

 基調提起に立った全国運動・神奈川の二本柳実事務局長は「10・1JR外注化阻止決戦を闘い抜き、11・4全国労働者集会1万人結集を実現するために、神奈川1千名動員を実現しよう」と冒頭に鮮明にさせ、外注化攻撃に対して平成採を先頭にJR東日本の労働者全体の総反乱が開始されていることを報告し、この歴史的総反乱を号砲として4大産別を基軸に外注化反対・非正規職撤廃の分岐・大流動をまきおこし、あらゆる職場から階級支配を転覆する大攻勢に打って出ようと訴えました。そして鎌倉、国府津車両センターでも多くの「出向拒否」の反乱が始まり、新自由主義を打ち破る巨万の決起が開始されている中で、国鉄闘争と反原発闘争で団結をとりもどし、労働組合をよみがえらせようと全体で力強く確認できる提起でした。
 「新自由主義に抗して」と題する鎌倉孝夫さんの講演は、新自由主義を、労働組合の暴力的解体を通して労働者を「モノ化」し、人間能力を略奪・破壊し、金もうけがすべての価値基準とする崩壊した社会だと断罪し、“カネ”対“命”の闘いに「労働者が負けるはずがない」と言い切って、集会参加者をものすごく勇気づけるものでした。
 特別報告では、動労千葉の川崎昌浩執行委員から、10・1以降の動労千葉の現場での白熱的な闘いが報告され、「労働者の抵抗から未来が創造される」との訴えに、参加者が外注化阻止決戦の持つ巨大な展望をつかみました。さらに闘う国労闘争団・成田昭雄さんからは、分割・民営化反対の原点を貫き、三つの裁判を闘う報告がされました。その後、各産別・団体の職場報告がなされ、最後に青年労働者が「抵抗のエネルギーで、新たな社会をつくり出す闘いを開始する」と決意表明。国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんが「職場に拠点をつくろう。何かしたい、何ができるか仲間と討論し、それができたときに拠点となっていく。11月集会は集約点であり、出発点である」と11・4への全力決起を訴えるまとめが提起されました。
 10・5集会は新たな青年の決起と組合の参加で、神奈川における階級的労働運動の新たな開始を告げ、労働者は絶対に勝てることを確信できる集会でした。11月1万人結集に向け全力で組織化を実現しよう。(神奈川・T) 

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