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動労神奈川 ストライキ打ち抜き雇い止め・解雇粉砕の大勝利かちとる!

20150331a-1.JPG 3月30日、動労神奈川は、雇い止め・解雇を粉砕して、3ヶ月雇用に戻すという緒戦の大勝利をかちとった。
 この勝利を実現した力は何か。
 動労神奈川の結成とダイヤ改正反対の闘いに、恐怖した東日本環境アクセス資本は、3月19日、桑原組合員を「1か月雇用・4月末雇い止め」とするという許しがたい解雇攻撃を加えてきた。

 この雇い止め解雇粉砕を勝ち取った力は、まず第一に、解雇攻撃に対して、職場と神奈川・全国のJRの青年労働者の怒りが、燎原の火のように広がったことです。
 「動労千葉・動労水戸の闘いには、いつも注目しています。この流れをくんで私の居住地・神奈川に、新しい芽が生まれたのは大変うれしく思っております。艱難辛苦(かんなんしんく)を乗り越えて、闘いの輪が広がることを願っています」(前進読者)。これは氷山の一角です。
 動労神奈川と神奈川労組交流センターは、この怒りの広がりを確信にして、26日、東日本環境アクセス・小田原事業所の門前で、雇い止め解雇粉砕の激しい怒りのストライキ行動をたたきつけた。
朝7時30分からの行動には、動労西日本の山田書記長、静岡・三多摩・東京・南部の仲間、さらに婦人民主クラブなど45名が結集して闘った。
 「解雇撤回まで、団結してどこまでもたたかいぬく」とひるまずたたかう桑原組合員のストライキ突入宣言で始まった行動は、小田原駅ととりわけ環境アクセスで働くJR労働者の怒りや、「がんばれよ」という職場の仲間の激励行動が合流するものとして勝ち取られた。
この勝利を実現した力は第二に、動労総連合の存在と路線の勝利であることをしっかり確認したい。動労総連合の路線は、反合理化・運転保安闘争路線です。動労千葉の1047名解雇撤回闘争は、歴史的に職場の資本との闘いと一体であった。今日では外注化阻止・非正規撤廃闘争として実現されている。動労神奈川はまったく未経験ながら、解雇撤回の闘いと、ダイヤ改正に反対する闘いをひとつに結合して、職場に階級的団結をつくり出す闘いとして、挑戦したことです。
 そもそも労組結成のやむにやまれぬ根拠は、およそ実現不可能な労働強化のダイヤ改正反対のたたかいです。動労神奈川の結成は、青年労働者の職場で生きさせろ!の、自己解放闘争そのものである。上野-東京ラインの開通、グリーン車清掃から全車両清掃に拡大するにもかかわらず、逆に600万経費削減=人員削減という資本のすざまじい攻撃こそ、むしろ資本の危機であり弱点だ。この危機を革命に転じうるのは、青年労働者の主体的な団結した闘いだけである。青年労働者は、雇い止め攻撃に対決し、「ダイヤ改正反対、労働強化は許さない! 要員を増やせ!」という二重の闘いに挑戦し、根底的な決起を開始した。
 資本の回答は、「仕事ができなければ、JR東と相談する」という体たらくだ。新自由主義は、労働者の団結した反撃を、想定していない。また毎月の雇い止め解雇攻撃の強権支配と、耐えがたい労働強化は表裏一体である。たたかえば勝利できるという動労千葉と動労水戸の闘いの道を、労働者の誇りにかけて開始したのだ。
解雇撤回という決定的な勝利を勝ち取った上で確認したいことは、闘いは全くこれからだということです。「平均勤続年数は、2年という過酷な労働条件の職場」に対する労働者の回答は、労働組合をつくり団結して資本と立ち向かう、この困難だが労働者の誇りある道です。
 JRこそ、資本と労働者の対決の最も激しい職場だ。JR青年労働者の団結の結集軸は打ち立てられ、団結を拡大するのはこれからだ。ストライキ闘争で団結を拡大するという緒戦の勝利はかちとった。
 今回の解雇ほど、明々白々な不当労働行為はない。非正規職場でまかりとおっている団結破壊は、労働者の怒りの噴火山の上にある。
 動労神奈川の労働者階級の解放をかけた決起は、この闘いの道に革命党が固く団結することで、必ず勝利できる。
4・5動労神奈川結成集会は、解雇撤回勝利の上で、動労神奈川の本格的建設と、合同労組と公務員職場の拠点建設をひとつにつくりだす転換点になるであろう。

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