動労千葉が48時間スト貫徹へ決戦態勢突入
JR千葉支社は1月19日付で、動労千葉津田沼支部の滝厚弘君に対して「ライフサイクル」制度で津田沼駅に強制配転する事前通知を行った。さらに21日には、幕張支部の小沢勇副支部長に対して千葉派出への強制配転を通知した。動労千葉はただちに総決起態勢に入った。幕張支部は22日の早朝から管理者への徹底抗議にたちあがり、一切の超過勤務を拒否する非協力闘争に入った。さらに夕方6時から、「ライフサイクル第3次配転阻止、検修・構内業務外注化阻止、館山派出廃止絶対反対、国鉄1047名解雇撤回」を掲げて千葉市民会館で総決起集会を開催。各支部組合員と支援が360人結集し、終了後には全員が千葉支社前に移動して激しい抗議行動をたたきつけた。
総決起集会で長田敏之書記長は、「2月1~2日に、すべての本線乗務員、運転職場、営業職も含めた第1波ストライキに突入する」と方針を提起した。そして「この攻撃はJRだけの問題じゃない。2・13全国総決起集会の大成功をかちとり、10春闘で数波のストライキをうちぬいて検修外注化攻撃を絶対に粉砕しよう。この過程で、必ず組織拡大を実現して勝負をつけよう」と檄を発した。
怒りの総決起の先頭に立ったのは平成採の青年組合員だ。「紙切れ一枚で賃金を5万も6万も減らし、運転職場から出て行けなんてふざけんじゃない」「怒りと悔しさでいっぱいだ」「むこうが動労千葉をつぶしにくるなら、こっちがつぶしてやろう!」。ほとばしる怒りに全組合員の気持ちがひとつになった。
幕張の小沢副支部長は、「幕張支部は全員が役員、活動家になって外注化攻撃を粉砕しよう」と発言。山田護支部長は「当局は4月1日から外注化を強行すると言っているが、われわれは9年間にわたって千葉での外注化を止めてきた。この力で必ず阻止する」と宣言した。
田中康宏委員長は、「外注化・子会社攻撃はあらゆる企業でやられてきた。ほとんどの労働組合がこうした攻撃の手先と成り下がってきた。外注化阻止決戦で、この流れを絶対に断ち切ろう。動労千葉の反合運転保安闘争路線の真価をかけ、その発展をかけて全力で闘いに立ち上がろう」と呼びかけた。
総力で決戦に突入した動労千葉と連帯し、検修外注化阻止へ闘おう。2・1~2ストライキの支援行動に立とう。総武線各駅での大街宣をやりぬこう!(O)
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