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東京・八王子で集会、青年の怒りと決意みなぎる

 3月5日、東京・八王子市内で、「闘う時代が来た!青年の怒りで闘う労働組合をとりもどそう!3・5労働者集会」が40数名の労働者の結集でかちとられました。司会は、民間バス会社からの不当解雇撤回闘争を闘う青年労働者が元気よく行いました。日本機械工業労組の労働者が主催者挨拶にたち、前日に亡くなった動労千葉常任顧問の中野洋さんの遺志を引き継ぎ、青年労働者が闘う労働組合を甦らせる先頭に立とうと訴えました。

 国労豊田電車区分会の中村幸夫さんが、1047名解雇撤回闘争の正念場を迎えた国鉄決戦をアピール。4者4団体が「JRに法的責任なし」を認め、3与党にすべてを「白紙委任」し「政治解決」に動いていることを怒りを込めて弾劾し、「平成採の青年労働者の怒りがJRの検修業務外注化を打ち砕こうとしている」「青年労働者とともに、JR体制打倒に向け先頭に立って闘う」と訴えました。
 基調報告は金属の青年労働者です。彼は「JRの検修業務外注化阻止の闘いは、労働者階級全体の命運がかかっている」と位置づけ、「動労千葉は、JRの合理化攻撃に対し絶対反対を貫いて、階級的団結を固め、職場支配権を打ち立ててきた」「仲間を求め、団結を求め、闘いを求める青年労働者が、階級的労働組合と労働者党に結集し、この大動乱の主導権を握ろう」「首切り・リストラの工場移転反対で春闘を闘う」と、力強く訴えました。
 続いて討論です。医療労働者は「経営は、派遣労働者全員を解雇しようとしている。すでに職場は回らない状態だ。中野さんの言葉を胸に闘う」と発言しました。私鉄バス労組の青年労働者は、「降雪で路面が凍結し、スリップ事故が続発した。会社側は必要な路線点検を怠りながら、『自覚が足りない』といって一切を運転手のせいにする。闘わない組合では安全は守れない。職場に闘う組合をつくる」と訴えました。自治体労働者は、「社保庁の被解雇労働者とともに闘おう」と訴えました。合同労組八王子の委員長は、「中野さんも言ったとおり、労働組合は『義理と人情』だ。闘う青年労働者が出てきている。未来は明るい」と発言しました。
 最後に、成田市長による「団結街道」廃道攻撃への抗議声明を採択、「団結ガンバロー」で集会を閉めました。(三多摩・N)

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