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動労千葉が3・12~14第3波ストライキに決起!

動労千葉は3月12~14日、「館山検査派出廃止反対! 外注化阻止!」を掲げて春闘第3波ストライキに決起した。木更津・館山・鴨川の検査派出で働く組合員がストに突入した。3・13ダイヤ改定においてJR千葉支社は、館山検査派出の廃止を強行し、そこで働く動労千葉組合員を強制配転した。絶対に許せない。館山駅での折返しや始発の列車が相当数ある中で、07年の館山運転区廃止以降も検査派出は必要不可欠な業務として残されてきた。今回のダイ改で、この館山検査派出の廃止を強行したのだ。(写真は13日、JR館山駅前を制圧した大抗議行動)


 これは、検修業務全面外注化攻撃の一環そのものだ。職場を奪い、「金もうけ」一辺倒で地方を切り捨て、安全も何もかも投げ捨てるJR当局のやり方に対して組合員は腹の底からの怒りを燃やして決起した。1月以降、まさに闘いに次ぐ闘いの連続だが、12~13日の行動にも動労千葉全支部から多くの組合員が集まった。それぞれの発言には「外注化を絶対に止めてやるぞ!」「組織拡大で決着をつけてやる!」という敵愾心がみなぎっていた。

  3月12日午後5時から、木更津運輸区前でストライキ突入の抗議行動が展開された(写真2)。ストライキに入った木更津・館山・鴨川検査派出の組合員を先頭に、組合員、動労千葉を支援する会、全学連が結集し、数十人の弾圧体制をとる当局を完全に圧倒する戦闘的な抗議闘争となった。

  13日は午後1時に全支部の組合員と支援が館山駅前に大結集して、駅の西口と東口で大抗議行動を展開した。春一番を思わせるような強風をはね飛ばし、道行く乗客や市民にJR資本の犯罪性を強烈にアピールした。次々と特急列車を削減するJRに対し、地元の人たちも強い怒りを感じている。動労千葉の大登場に市民からも圧倒的注目が集まった。続いて検査派出のある庁舎(旧館山運転区)の前に移動して抗議集会を開催した(写真3)。館山検査派出で働いてきた当該の組合員、各支部の代表などが次々と怒りの発言をした。

  行動のまとめを提起した田中康宏委員長は、「この間の闘いで、われわれは当局と東労組を完全に圧倒し、検修業務全面外注化の4月1日実施を完全に止めた! 千葉においてわれわれは2001年以降、足かけ10年にわたって外注化を阻止してきた。この地平に圧倒的な確信を持とう。この闘いは、労働組合の闘いによって外注化計画そのものを吹き飛ばすという過去に前例のない闘いだ。この闘いをやり抜き、ここに社会に渦巻く怒りを総結集したとき間違いなく時代は動く。そして、組織拡大こそがこの攻防に決着をつけるものになる。全力で10春闘の闘いをやり抜こう」と訴えた。(O)

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