1. HOME
  2. ブログ
  3. 動労千葉旗開き JR大再編粉砕のスト宣言

動労千葉旗開き JR大再編粉砕のスト宣言

戦争阻止の26年決戦に突入

関委員長と佐藤家族会会長が木槌を手に鏡開き(1月10日 千葉市)

動労千葉は1月10日、DC会館で2026年団結旗開きを行った。アメリカ帝国主義によるベネズエラ軍事侵攻で幕を開けた26年は、労働者階級にとって中国侵略戦争を絶対に阻止する決戦の年だ。動労千葉はこの歴史的な闘いに勇躍、突入した。(発言要旨別掲)
国鉄1047名闘争当該でもある中村仁副委員長が開会を宣言し、解雇を撤回させて職場に戻る揺るぎのない決意を表した。
年頭のあいさつに立った関道利委員長は、まず米帝によるベネズエラ侵略を弾劾し、中国侵略戦争に突き進む高市に怒りをたぎらせて、「戦争反対を労働組合の最も重要な任務として確認し、職場から立ち上がろう」「そのためにも労働運動の再生、階級的労働運動の建設をかちとろう」と強調した。また、労働組合の絶滅を狙うJR東日本の大再編攻撃に立ち向かい、組織拡大の展望をつかむと発言した。JRは3月14日のダイヤ改定に続き、4月1日には新人事・賃金制度を実施し、車両の検査・修繕部門で最後までJR本体に残った機能保全業務の外注化も強行しようとしている。関委員長は、3月ダイ改阻止闘争―春闘から4月1日に至る過程で、ストライキを構えて反撃に立つと宣言した。また1047名解雇撤回へ、1月23日の東京高裁での裁判と国鉄闘争全国運動が呼びかける2月8日の国鉄集会への大結集を訴えた。そして、昨年12月16日に逝去した動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長の遺志を継ぎ、勝利まで闘おうと呼びかけた。
来賓あいさつで三里塚芝山連合空港反対同盟の萩原富夫さんが、市東孝雄さんの農地の強奪を許さず空港機能強化策を打ち砕く決意を示し、3月29日の芝山現地闘争への結集を訴えた。
動労千葉顧問弁護団の藤田正人弁護士は、解雇撤回裁判について、「時効」でJRを免罪した一審判決を根底から覆すため、弁護団は新たな観点から書面を準備していると報告した。
動労千葉家族会の佐藤芳子会長が動労千葉を支えて闘うと表明した後、関委員長とともに鏡開き。OB会の永田雅章会長が乾杯の音頭を取り、組合員と支援は杯を傾けて交流を深めた。

山本事務局長の遺志を継ぎ全力で闘うと表明した動労千葉を支援する会をはじめ、久留里線と地域を守る会、婦人民主クラブ全国協議会など、支援・共闘団体のあいさつが続いた。
恒例のビンゴゲームで一体感はさらに高まり、動労千葉の組合員が発言に立った。1047名闘争当該の組合員、外注化攻撃と対決する幕張支部、貨物職場の千葉機関区支部、千葉鉄道サービス(CTS)清掃職場の組合員、分離・独立の闘いを指導したOBが、盛んな闘志を表明し、また組織拡大の決意を語った。
渡辺剛史書記長が旗開きをまとめ、「今年こそは本当の勝負」と強調し、労働者の権利を奪い戦争に道を開いた国鉄分割・民営化を打ち砕こうと訴えた。北村武書記次長の発声で組合歌を歌い、関委員長のリードで団結ガンバローの拳を上げ、決戦陣形を整えた。

年頭のあいさつ

帝国主義打倒こそ労働者の立場。今こそ階級的労働運動の建設を 関道利委員長

組合員の日ごろの奮闘、仲間の皆さんのご支援ご協力に心から感謝します。
2026年は年初から衝撃の始まりでした。1月3日未明、トランプ政権がベネズエラを空爆し、地上侵攻してマドゥロ大統領を拘束しました。トランプは「政権移行するまでアメリカがベネズエラを運営する」とか「石油インフラを修復し国のために金を稼ぎ始める」とまで言い放っています。何のごまかしもない帝国主義の姿です。これは昨年12月に発表されたアメリカの国家安全保障戦略の実践です。
国家安全保障戦略は「台湾を奪取するいかなる試みも阻止する」とはっきり宣言しています。そもそも中国本土と台湾の分断状態をつくったのは、侵略戦争によって台湾を強奪し植民地支配を続けた日本帝国主義であり、その後、一貫して軍事力で分断を強制し続けたアメリカ帝国主義です。それを「台湾は自分のもの」と当然のように強弁し、「中国に渡さない」と言い、そのための具体的な戦争の計画が展開されています。侵略者は誰なのか、明白ではありませんか。
すさまじい攻撃を仕掛けたトランプですが、本質的には激しい危機に直面しています。資本主義・帝国主義は、労働者を食わせられなくなっています。象徴的なのはニューヨーク市長選のマムダニ当選です。資本主義のど真ん中で、仮にも社会主義を掲げる市長が登場してしまう。もはや資本主義・帝国主義は人間社会と相いれない、打倒対象以外の何物でもない、労働者としての立場を改めて確認したいと思います。
これまでさんざん「武力による現状変更は認めない」と言ってきた連中は、ベネズエラ侵略に対して何を言っていますか。高市政権の内部からは、「中国への牽制(けんせい)につながるから支持すべき」という声まで上がっています。今月6日には自民党の小野寺五典が安全保障調査会の会長としてイスラエルに行きネタニヤフと面会しています。虐殺者の立場に立っているのが高市政権です。
高市は国会で「台湾有事は存立危機事態」と答弁し、発言撤回も拒否して、逆に「中国の対応はとんでもない、日本は毅然(きぜん)と対応すべき」と排外主義、国家主義の扇動に利用しています。その後も自衛隊・米軍が次々と挑発的な軍事演習を強行しています。軍事費の国内総生産(GDP)比2%化を前倒しで強行し、非核三原則の見直しも打ち出し、官邸幹部は「日本は核兵器を保有すべきだ」と発言し、今夏にも安保3文書の改定案を策定しようとしています。
歴史を顧みれば、日本帝国主義は「満州」を植民地にし、「日本の生命線」「東洋平和のため」と言って戦争を始めたのです。かつて日清戦争で台湾を植民地にした日本に、どうして「台湾有事」を言う資格があるでしょうか。再び中国・アジアに侵略戦争を仕掛けるなど許すわけにいきません。戦争に動員されるのが労働者なら、戦争を阻止する力があるのも労働者です。私たちはこの情勢に対し、戦争反対を労働組合の最も重要な任務として確認し、職場から立ち上がろうと訴えてきました。今こそ労働運動の再生、階級的労働運動の建設をかちとらなければなりません。

すべてを戦争へと流し込む攻撃と一体で、労働組合を根本から否定する攻撃がかけられています。その最先頭を担っているのがJR東日本です。今年、JR東日本は人事・賃金制度と組織の抜本的な改悪を強行しようとしています。
組織再編では支社が廃止され36の事業本部になります。事業本部には鉄道を動かす上でのあらゆる業務が含まれています。これが一つの事業所だというのです。労働基準法は事業所単位です。8時間労働制も事業所を単位に守られてきました。それを基本から打ち砕こうとしています。JR東日本が先兵となり、厚生労働省も巻き込んで労基法改悪が準備されています。
この攻撃に日本の労働運動はほとんど声を上げていません。連合会長・芳野友子は戦争国家化・戦時経済化のための日本成長戦略会議に参加するありさまです。それでも敵は、労働組合が存在する条件があるのが我慢できない。実質賃金は下がり続け、激しい物価高で生活は限界です。新自由主義は医療や教育など、社会を成立させる土台までぶっ壊しました。世界中で巻き起こるデモやストが日本でいつ爆発するのかと彼らは戦々恐々なのです。逆に言えば、労働運動をよみがえらせるチャンスです。
JRでも必ず情勢は動きます。「選択」という雑誌に「JR東日本が画策する『詐欺雇用』」という記事が出ていました。人が足りないから運転士や検修で採用した人間をグループ会社に出向させて業務を回すという社長・喜㔟陽一の発言を、雇用詐欺だと言っています。2001年からの全面外注化のスキームも破綻していると認めざるを得なくなっています。JR大再編の攻撃は、これまで以上の破綻を生み出す以外にありません。
我々はこの攻撃に外注化阻止闘争の強化で立ち向かいます。人事・賃金制度の改悪は4月1日実施ですが、同じく4月1日で検修でJR本体に残る最後の業務の機能保全が外注化されます。外注化は敵の最大の矛盾点です。組織拡大の展望を切り開く決戦として3月ダイ改から春闘、4月1日に向けてストを構えて闘う決意です。
1047名解雇撤回闘争も正念場です。1月23日は大結集で裁判所を包囲し、解雇を首謀・実行した井手正敬と深澤祐二を法廷に引きずり出しましょう。2月8日の国鉄集会で闘争の勝利を切り開きましょう。
最後に、動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長が12月16日に亡くなりました。山本さんは国際連帯委員会としても前面で行動し、心から動労千葉を愛していただきました。非常に残念です。
この1年、ともに頑張って闘っていきましょう。

開会あいさつ

解雇を必ず撤回させる 中村仁副委員長

年頭に当たり、戦争を絶対に止めよう、三里塚の市東孝雄さんの農地を守り抜こうと訴えます。
そして、国鉄1047名解雇撤回をかちとる。23日に裁判がありますが、運動の力で必ず解雇撤回をかちとってJRの職場に帰りたいと思います。今日も藤田正人弁護士に来ていただいていますが、弁護士の力もお借りして、絶対に勝ちたい。これを今年の一番の抱負にしたいと思います。
国鉄分割・民営化は今の状況をつくり出す元凶だったわけですから、これを私たちの力で押し返しましょう。私たちの力を大きくしていく努力をしましょう。その努力を必ず実らせましょう。いろんな壁はあるかもしれないけれど、それを乗り越えて労働者は一つになるしかない。そのことを肝に銘じて闘っていきたいと思います。
本年もよろしくお願いします。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択