三里塚フィールド・ワーク―「第2の開港」粉砕を!
三里塚芝山連合空港反対同盟の呼びかけで、成田空港の拡張・機能強化=「第2の開港プロジェクト」に反対する2026年最初のフィールドワーク(現地調査)が1月14日に行われた。
出発を前に、成田市天神峰の反対同盟会議室前で打ち合わせを行った。事務局の伊藤信晴さんが、成田空港会社(NAA)による第3滑走路予定地の地権者への用地買収=追い出し攻撃の激化と、その行きづまりの現状について報告した。さらに市東孝雄さんが、空港機能強化策の一貫である国際物流施設の用地確保も、敵の思い通りには進んでいないことを指摘した。
東京南部から参加した労働者は、「フィールドワークに来ると、今三里塚が重大決戦を迎えていることをひしひしと感じる。現地の闘いの息吹を地区にも伝える」と述べた。
参加者は車両に分乗して移動し、今回も、B滑走路延伸のための東関東自動車道トンネル化工事の現場と、第3滑走路予定地である芝山町菱田の造成工事の現場に肉薄し、怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。「空港拡張阻止!」「第2の開港粉砕!」「今すぐ工事をやめろ!」「戦争のための滑走路はいらない!」「市東さんの農地を守り抜くぞ!」
今成田空港は国策として、国際的物流と航空宇宙産業育成の拠点機能を備えた巨大兵站基地、軍事空港へと造り変えられようとしている。日本帝国主義とNAAはこの機能強化・空港拡張を、「国際的競争に勝つために必要だ」などとわめきながら、住民に「土地を売って出ていってくれ」と威迫している。だがそんな論理はまったく通用しない。用地確保の進捗率は止まったままだ。
60年の長きにわたって体を張って空港の完成を阻んできた三里塚反対同盟の存在が、住民の闘いを支えている。自分たちの生活と権利を守るためには、国家暴力には非妥協で立ち向かうことが勝利の道だと伝えているのだ。(TN)
スケジュール
◎空港拡張差し止め裁判 1月20日(火)午前10時30分開廷 千葉地裁
◎2・15東京三里塚集会 2月15日(日)午後1時30分 ワイム荻窪 JR荻窪駅北西口近く 集会後荻窪駅一周デモ 主催/改憲・戦争阻止!大行進東京、改憲・戦争阻止!大行進杉並
◎3・29芝山現地闘争 3月29日(日) 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟



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