徹底弾劾!やぐら強制執行停止申し立てに却下決定、直後に成田B北延伸工事着工―市東さんの農地を守り抜こう
10月18日、東京高裁の渡部勇次裁判長は、新やぐら裁判控訴審判決への三里塚芝山連合空港反対同盟の「強制執行停止申し立て」に対する却下決定を下した。
反対同盟のやぐら・看板は、市東さんの天神峰農地と一体の存在であり、この決定は、市東さんの農地を強奪する強制執行に最後的に承認を与えるものだ。
絶対に許すことはできない!
さらに19日、成田空港会社(NAA)は空港B滑走路を3500㍍化する北延伸に向けた工事に着工した。具体的には、滑走路延伸部分と交差する東関東自動車道をトンネル化して移設するために、「迂回路」=切り回し道路(幅約25メートル、長さ約1・2キロ)を造る工事を開始した。造成は大成建設が請け負い、契約金は13億8600万円。舗装は東日本高速道路が行うとされる。
NAAはマスコミ各社を集めて着工をアピールし、「機能強化」推進に躍起になっているが、空港周辺住民の反対の声はいよいよ高まり、その先頭に反対同盟が立っている。この日も反対同盟宣伝カーが、着工を徹底弾劾しながら工事現場に肉薄した。
やぐら強制執行停止申し立て却下決定と北延伸工事着工は、軌を一にしてかけられた攻撃であり、日本帝国主義がいよいよ戦争・軍事空港建設へと突撃する合図だ。
「農地死守・軍事空港阻止」を掲げて半世紀を超えて不屈に闘う反対同盟と連帯し、市東さんの農地を実力で守り抜こう。危機に立つ成田空港を廃港に追い込もう。(TN)
スケジュール
◎第3誘導路裁判 10月21日(金)午前10時30分開廷 千葉地裁
◎団結街道裁判 11月18日(金)午前10時30分開廷 千葉地裁
◎耕作権裁判 11月28日(月)午前9時 千葉市葭川(よしかわ)公園集合→集会後市内デモ
10時30分開廷 千葉地裁
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