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鳩山の23日訪沖を許すな! 富山駅で街頭宣伝

 5月11日、辺野古杭打ち桟橋案の正面突破をかけた鳩山の5月23日再訪沖が報じられる中、北陸労組交流センター、北陸ユニオン、富山大学学生自治会は、沖縄署名を呼びかける富山駅での宣伝活動を行いました。のぼり旗やプラスチックボードを立て、「沖縄に基地はいらない」「基地も安保も反対」「鳩山政権ぶっ飛ばせ」「青年・学生は沖縄現地行動に集まろう」と訴えると、雨で足早になっていた人々の足が止まり、次々に署名が集まりました。

 69年にパスポートをとって沖縄に渡航したという男性は、「東京で安保に反対するデモをやっていたが、復帰闘争のときに沖縄にも行った。嘉手納基地でB52の黒い機体を見た」と署名。「胸が熱くなる。沖縄行きがんばってきて」とカンパもくれました。富山で空襲を体験したという女性は、「なんで戦後65年も沖縄に基地があるのか。空襲でここも焼け野原になった。戦争は絶対にくり返したらいけない」と署名。さらに、たまたま通りがかった沖縄市の市議団も「訴えてくれてありがとう。がんばって」と署名していきました。
 とりわけ、夕方次々に寄ってきて署名してくれたのが高校生です。「ヘリはうるさいですよね。ぼくも体験したことがあるけど、あれが毎日なんて耐えられない」「基地はいらんがと思う」などと署名。近くで見ていた女子高生4人のグループも、「テレビを見ました。署名します」と集団で署名。「マミー(お母さん)の分も書こう」「おばあちゃんの分も」と次々に書いてくれました。
 一方、4者4団体の「和解案」受け入れ以降、頻繁に妨害にくるようになったJRの管理職が今日も妨害に現れました。「あっちでやれ」「(のぼり旗を)撤去しますよ」と突っかかってきましたが、毅然と抗議して一蹴。いつもはしつこく妨害してくる彼らですが、渦巻く労働者人民の怒りに押され、そそくさと退場せざるを得ませんでした。
 結局、今日は一日で102筆の署名と1万5千円のカンパが集まりました。これが沖縄と連なる富山、全国の怒りです。
 鳩山は5月4日の訪沖で打ちのめされながらも、あくまで辺野古に基地をつくろうとしています。振興策のカネをちらつかせ、一部の訓練移転や射爆場返還などアメをちらつかせ、これまでのすべての言辞を居直って。こんな愚弄が許せるか! 再訪沖が許せるか! 5・15−17沖縄と本土の青年・学生は団結し、鳩山政権をぶっ倒そう! 基地も戦争もない未来を切り開こう!(富山・U)

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