国鉄キャラバン最終日、新宿西口を制圧!
「いよいよ明日は6・13大集会です! 鳩山を打倒した怒りで、一人の首切りも許さない闘う労働組合を、私たち労働者自身の力ですべての職場に甦らせよう! 明日はその始まりの集会です!」――6月12日、6・13大集会へのキャラバン最終日となったこの日、新宿西口の統一街宣が圧倒的な熱気で打ち抜かれた。街宣行動には過去最高の35人が決起し、新宿西口は国鉄解雇撤回の赤いゼッケンが制圧した。青年労働者が「自分も首を切られた。首切りは許せない」とチケットを買って参加を表明した。若者が次々と署名に立ち止まり、「働いても貧しくなるなんてオカシイ! ワーキングプアをなくせ!」「賃金あげろ!」「労働者の権利を守ろう」など、たくさんのメッセージを寄せた。
自治体の労働者は、なんと昨日、職場で組合が「国労の和解によって1047名のうちの何人かの雇用が保障された」などというデタラメな説明を行っていることを教えてくれた。まさに体制内左派を含めたあらゆる勢力が、6・13大運動に労働者が続々と合流することを全力で阻止しようとしていることが明らかとなった。休憩を挟んで、街宣隊はますます気迫を燃やして署名を集めきった。この日はカンカン照りで立っているだけでも汗が噴き出してくる。汗だくになって署名を集める街宣隊に、どこからともなくやってきた若い男性が「これ飲んでください」とつめたい麦茶を差し入れてくれた。しかも氷とコップまでつけてあった! 「ありがとう!」みんなこのお茶で元気を出してがんばった。途中に右翼が来て嫌がらせをしようとしたが、街宣隊の団結を前にあきらめて退散した!
この日は署名が129筆、カンパは11000円を超え、『前進』も4部売れ、記録を塗り替えた。みんなで勝利を確認して喜んだ。そしてこの勝利を胸に、一人でも多くの仲間を6・13へ獲得するために直ちに散会した。国鉄キャラバンは首都圏を駆け回り、多くの同志の献身的な決起と結合し、多くの労働者に新たな国鉄闘争の開始をアピールし、組織するために圧倒的に勝利的に貫徹された! キャラバンは新たな国鉄闘争が労働者に歓呼の声で迎えられる闘いであること、すなわち階級獲得性を圧倒的に証明した。この勝利に確信を持って、集会直前までオルグ戦に総決起しよう!(SG)
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