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6・23東京、安保粉砕・菅政権打倒を掲げ380人がデモ

s20100624a-1.jpg 65年前の沖縄戦で組織的戦闘の終結日とされる6月23日、東京・文京区民センターで「辺野古新基地阻止、日米共同声明粉砕、沖縄を北朝鮮侵略戦争の拠点にするな6・23集会」が行われた。首都圏の労働者や学生約380人が結集し、集会終了後、「安保粉砕」を掲げてデモを貫徹した。
 沖縄を訪問した菅首相は戦没者追悼式で厚顔無恥にも「米軍基地が集中し、大きな負担をお願いしていることに全国民を代表しておわびする」と語った。辺野古に新基地を建設しようとしているのは日米共同声明を踏襲すると言明した菅その人ではないか! 沖縄の人びとを徹底的に踏みつける歴代首相の中でも最悪の人物だ。絶対に許せない。 

s20100624a-2.jpg 東京集会は、法政大学の洞口朋子さんと青年労働者が司会。全学連の織田陽介委員長が開会あいさつをし、菅の所信表明演説や沖縄での発言を批判して、菅政権の戦争と大増税、公務員攻撃と闘おうと力説した。
 三里塚から反対同盟の伊藤信晴さんが駆けつけた。市東さんの実力決起で団結街道の閉鎖攻撃を打ち破ってきたことを報告し、6・27現地集会を訴えた。憲法と人権の日弁連をめざす会の武内更一さんは1800人が集まった5月18日の「裁判員制度にとどめを!全国集会」を大きな勝利感と一緒に報告した。
 沖縄労組交流センターの真喜志康彦さんが特別アピールを行った(写真)。菅が今回の訪沖を辺野古基地建設の「話し合い」のためと言い切っていることを断罪し、「慰霊に新基地建設を持ち込む冒涜を許せない」と怒りを爆発させた。さらに、「県外・国外」論は沖縄と本土の労働者を分断する猛毒だとして、〈米軍基地撤去=沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒〉のスローガンを示し、「沖縄は悲劇の島、絶望の島ではなく、革命の島だ」と提起した。
s20100624a-3.jpg 動労千葉の田中康宏委員長は、国鉄闘争勝利の新たな全国運動をスタートさせた6・13大集会の成功を報告し、「すべてはこれから。職場で組織と団結をつくる。6・13で踏み出したこの道を一緒に歩もう」と強調した。全学連国際部長の松室しをりさんがブラジル訪問を報告した。「地球の裏側に私たちと同じ闘いをしている仲間がいることを伝えたい」
 基調報告を医療産別の青年労働者が提起した。①この闘いは世界大恐慌-世界戦争情勢を世界革命に転化する闘いだ、②この闘いを圧殺するために菅政権が登場した、③あらゆる分断を打ち破り、日米安保を粉砕しようと提起した。さらに中国の青年労働者の闘いを紹介し、国境を越えて労働者の分断を打ち破るのが職場闘争だと、自身の闘いと合わせてその意義を語った。
 百万人署名運動事務局長の西川重則さんが、基地と安保・戦争に絶対反対を貫き、菅政権の改憲攻撃と闘うことを訴えた。「星野さんを取り戻そう!全国再審連絡会議」から星野暁子さんが大勢のメンバーとともに登壇、沖縄の怒りと結んで星野奪還を訴えた。沖縄民権の会の座覇光子さんは「私の故郷は世界の労働者の中にある」と語り、世界中から基地をなくしたいと発言した。「8・15労働者・市民のつどい全国統一実」を代表して杉並区の北島邦彦区議が8・15集会を呼びかけた。法政大学文化連盟の斎藤郁真君は、学生の支持者が増えていることや洞口さんへの処分策動を報告し熱弁をふるった。
 自治体で働く青年労働者がまとめを行い、職場闘争に踏み出したみずみずしい自信と誇りにあふれ、「すべての分断を打ち破るのが職場闘争だ」と発言した。ガンバローで直ちにデモに出た。(KY) 

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