中国リコー争議・第3報 監獄工場で反撃に出た労働者!
10月27日、リコーの労働者は反撃に出た!
「リコー事件は今日(27日)、波乱に満ちた再生となった。政府は大量の人を出して1200人の労働者の仕事を監視し、その人数は1000人だと言われている。午前の生産時に、生産ラインにいた労働者全部が突然持ち場から離れ、工場の外に出て、仕事を拒否し、抗議を表明した。しかし政府によって全員強制的に生産現場に追い返された。仕事の最中は、ずっと武装警察の機動隊やその他の組織の人員の監視と統制のもとにおかれている」
「午後の終業の時、政府の人員が集まってしばし撤収する光景があったが、その時全員が集まっていず、恐らく3~400人であった。まだ会社の内部に集まっていない人員が(残って)いて、会社の外も同様である。会社の正門もまた、政府と会社が一緒になって防衛している」
「リコーは監獄工場だ!」
「リコーの工場の労働者の闘いを支持する! 宝安区地方政府の労働者の合法的な権利を守る闘いへの鎮圧に抗議する!」
25日に終わったとされる日系資本・リコーでのストライキは、なんら終わっていないことが明らかになった。資本のみならず、スターリン主義政府が全面的に出てきて労働者の闘いをつぶそうとし、その労働を監視している。武装警察・機動隊を職場にはりつけて工場生産を再開し、夜も工場に残っている。この異常な職場の状況、そしてそれに不屈に立ち向かう労働者の姿!
ある人は、25日の事態に対して、次のようにネットに書き込んでいる。
「気を落とすな! 今の闘いは、一種の錬兵だ! 失敗しても、多くの経験と方法を蓄えて、火種を残そう。そういうことがなければ、何も成功などしやしない。労働者の追及は、革命の火種となって燎原に広がる勢いとなる時、極悪の社会分子にも引導をわたすだろう。敵が強く、自分が弱いときはしばし撤退するのも一種の戦略だ。最も重要なことは、労働者の仲間たちが、団結することを学ぶことだ」
まさにリコーの労働者の闘いは、ストライキの爆発と弾圧、反撃という彼我の激しい攻防の中で、そこから学び、団結を守り発展させ、日帝・リコー資本と中国スターリン主義による暴力的弾圧と対峙しながら今現に連日必死で闘われているのだ! まさに止むことのない闘いになっている。そしてこの闘いは、中国スターリン主義の打倒にまで行き着かざるを得ない本質をはらんでいる。
このリコーの労働者の闘いに応え、国際連帯を勝ち取っていくために、11月決戦を大爆発させよう! 日帝と中国スターリン主義を打倒する、労働者の国際団結の闘いをつくりだそう!(G)
(「」内は、中国のインターネットで流れている情報の翻訳です)
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