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11・13~14、労農学が横浜APEC会場に肉迫するデモを貫徹!

s20101115b-1.jpg 11・13~14横浜APEC粉砕全国闘争(主催・反戦共同行動委員会)に、11月労働者集会の大勝利とG20粉砕の訪韓闘争をかちとった11月集会派の労働者、学生、農民が連続闘争に決起した。米大統領オバマや菅首相を始めとする首脳たちが集まった桜木町みなと未来地区に肉薄する市中心部で、2日間にわたる断固たる集会とデモをたたきつけた。
 14日の全国闘争には840人が参加し、蒔田(まいた)公園で決起集会が行われた。 

基調報告を行った北島邦彦杉並区議は、APEC首脳会議がアジアと世界の労働者に大失業と戦争を強制する強盗会議であることを暴き、「もう資s20101115b-2.jpg本主義は成り立たない。革命的情勢が急速に成熟している。釣魚台事件での労働者の分断を許さず、階級的労働運動と反戦闘争で戦争の武器を自国政府に向けよう。これが戦争のない世界を作る道だ」と訴えた。
 動労千葉の田中康宏委員長が特別報告を行い、「24年間闘い続けた国鉄闘争に対する4・9政治和解は、労働運動全体の火を消す大反動だったが、われわれは困難と闘い、敵の反動に負けなかった」と5900人を集めた11・7労働者集会の成功を強調。そして「国鉄全国運動を全国津々浦々で組織することが勝利の道だ」と今後の闘いの方向を明確にした。さらに「新自由主義の下であらゆる勢力が屈服した外注化攻撃に勝てることを示したい。動労千葉はストで闘う準備を指令した」との不退転の決意を語った。
 さらに三里塚反対同盟から駆けつけた宮本麻子さんが、「農業を壊滅させるTPPに絶対反対です。市東さんの農地を守り、労働者と農民は“国益”と闘って戦争の道を阻止しよう」との反対同盟声明を読み上げた。続いて全国の闘う仲間が次々に発言。婦民全国協議会代表の丹治孝子さんは「横浜大空襲で私の40人の同級生が行方不明のままだ。日帝打倒以外に反戦の気持ちは終わらない」と訴えた。11・7で来日したドイツの仲間も参加し、「日本の労働運動からダンケツを学んだ」とアピールした。
 集会の最後に、法政大学の斎藤郁真君と、地元神奈川労組交流センターから教労部会三浦半島支部、自治労横浜の仲間が発言。反戦共同行動委の三角忠代表の行動提起を受け、参加者全員がAPEC会場に向けてデモに出発した。機動隊の大群による弾圧体制の中、赤旗林立のデモは沿道の熱い注目を集めた。握手を求める労働者、ビルの窓から手を振る人々、権力の妨害を打ち破って飛び入りでデモに参加する青年も生まれた。
s20101115b-3.jpg 前日の13日には、首都圏の労働者・学生を中心に420人がAPEC会場に迫る集会(関内・大通り公園)とデモを闘い取った。反対同盟から伊藤信晴さんが駆けつけ「反対同盟は菅政権のTPP参加粉砕へ闘う」との決意を述べた。訪韓闘争から帰った全学連の織田陽介委員長は基調提起で、「戦争の道か国際連帯と体制変革の道か。すべての労働者学生に歴史選択が問われている。11月集会派が責任勢力として登場する時だ。APECと日米首脳会談粉砕のデモで横浜を解放しよう」と訴えた。動労千葉特別執行委員の滝口誠さん、婦民全国協、法大の一年生などが決意表明し、全員が戦闘的なデモを貫徹した。
 また2日間にわたってJR桜木町駅と関内駅で街宣行動も貫徹され、警察の包囲をはねのけて闘いに賛同する200人近くの署名が集まった。(KM) 

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