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国鉄闘争全国運動・相模原結成! 闘う拠点建設へ市議選必勝誓う

s20110223d-1.jpg 2月19日、相模原市おださがプラザに105名が結集し、国鉄闘争全国運動・相模原の結成集会が開かれた。国鉄闘争全国運動を推進し、闘う労働組合の拠点を相模原―神奈川に建設し、その力で4月西村あやこさんの市議選必勝をかちとることを意気高く宣言した。
 基調報告を神奈川労組交流センター事務局長が行い「世界革命が現実となる時代が来た。エジプト革命の原動力は、体制内指導部を打ち破って闘う労働組合とストライキだ。職場・地域で『支援する会』を組織し、神奈川労働運動の主流派になろう。職場に団結・地域に連帯を! そして相模原市議選で民営化と戦争絶対反対の議員を神奈川の総決起で当選させよう」と熱烈に訴えた。 

s20110223d-2.jpg 続いて、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんが「いま労働運動を再生させる意味はどこにあるか」と題して講演を行った。菅政権が動揺と危機の中で戦争危機を促進していると警鐘乱打し、これを粉砕することが世界的任務と鋭く指摘。そして、「戦後民主主義の根幹である労働運動の骨を抜いたのが国鉄分割・民営化であり、さらに『4・9政治和解』をもって不当労働行為や解雇はあってはならないという『建前』が完全に空洞化された」と喝破。「これに対する対抗軸を形成するものが国鉄闘争全国運動であり、動労千葉の闘いに学ぶこと」と鮮明に訴えられた。国労闘争団から成田昭雄さん、動労千葉争議団から高石正博さんがアピールに立ち、圧倒的な共感と、ともに闘う拍手で迎えられた。
 連帯アピールとして弁護士の高山俊吉さんが登壇。多くの弁護士も国鉄闘争全国運動に決起したと述べ、「エジプトのように予想もしない早さで、闘う労働者が立ち上がる時が来た。今や裁判員制度は85%が反対で息も絶え絶えだ。これほど勝利感のある闘いはない。裁判員制度反対で選挙も勝てる!」と熱い連帯を表明された。
 会場全体の歓声の中、相模原市議会議員で国鉄闘争全国運動・神奈川呼びかけ人の西村あやこさんが発言に立った。開口一番、今回の立候補と全国運動にかける決意として「これまで議会の中だけで『革新』がうまくいった試しはない。住民運動、市民運動と一体となって変えようとやってきた。しかし今、民主党・菅政権がその正体を暴露し、あらゆる勢力が危機を深める中で、例えば裁判員制度でも議会の中では反対は私ひとり。逆にそこに存在意義があり、労働者が労働組合をよみがえらせる闘いと一体で進むことに勝利の道がある。労働者を信頼して闘っていく」と鮮明に述べた。さらに、相模原の政令指定都市について「膨大な借金を市に押しつける一方、民営化によって労働者を減らし、非正規にする。国のかたちを変え、侵略戦争で生き延びようとするものであり、反戦議員と勢力をたたきつぶす攻撃だ」ときっぱり断罪。そして最後に、「職場や地域で労働者市民の怒りはあふれだしている。これに対し、動労千葉やエジプトのように闘おうと言い切れば、必ず勝てる」と熱烈に訴えた。
 さらに集会は、三浦半島教労部会、地元相模原から2人の労働者、婦民全国協・相模原支部、国鉄闘争全国運動・神奈川からの決意表明を受けた後、国鉄闘争全国運動・相模原の結成を圧倒的に確認して幕を閉じた。(相模原・N) 

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