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「おれたちの職場を奪うな!」 新小岩貨物基地廃止絶対反対で総決起

s20110223e-1.jpg 動労千葉新小岩支部の主催による「おれたちの働く職場を奪うな!/新小岩貨物基地廃止絶対反対!/2・20新小岩集会」が、2月20日、葛飾区内で開かれた。動労千葉組合員や東京東部地域の闘う仲間を始め450人が結集、JR貨物大リストラ攻撃への怒りを爆発させて闘い抜いた。
 千葉機関区新小岩派出直近の公園に集合した参加者は、まず派出庁舎での抗議行動に向かった。なんとJR貨物会社はこの日、多数の管理者を動員して新小岩派出の門を封鎖しロックアウトしてきた。断じて許せない! 「ここがおれたちの職場だ。最後まで基地廃止絶対反対を貫き、団結の強化、組織拡大へ腹を据えて闘い抜く」――新小岩支部の佐藤正和支部長は、強い怒りと決意を込めて宣言した。 

s20110223e-2.jpgs20110223e-3.jpg 本部の大竹哲治副委員長も「当局が門を封鎖し、われわれを構内に入れないのは、われわれの力を恐れている証拠だ。この隊列をもっと強固にして今春闘を闘い抜こう」と訴えた。門前を埋めた参加者は「新小岩派出の廃止を阻止するぞ! 貨物大リストラを許さないぞ! 失敗の責任は国がとれ!」と繰り返しシュプレヒコールを浴びせた。
 公園に戻って集会が開始された。主催者あいさつで佐藤支部長は「会社は、みんなの血と汗と涙がこもったこの職場を、正式提案からわずか1カ月でつぶすと言っている。今日は闘いの始まりです。地域の仲間、全国の仲間の先頭に立って闘い抜きます」と決意表明した。本部を代表してあいさつに立った田中康宏委員長は「今回の攻撃は貨物大リストラの始まりそのものだ。国鉄分割・民営化破綻の矛盾をすべて労働者に押しつける攻撃だ。これから数百万人の労働者が“国鉄方式”で首を切られようとしている。今こそ、われわれの側から分割・民営化に決着をつける闘いを開始しよう」と訴えた。
s20110223e-4.jpg 集会には、新小岩支部とともに闘ってきた東京東部地域の仲間が数多く結集した。国鉄闘争支援葛飾地区連絡協議会の代表は「本日の集会には、葛飾支援協幹事会、春闘集会での討論を経て多くの仲間が参加している。新小岩支部は支援協結成以来ともに闘ってきた、なくてはならない仲間だ」と基地廃止攻撃に怒りをあらわにした。支援協に参加している各労組からも「今回の攻撃は露骨な労組破壊だ。最後までともに闘い抜く」と熱い連帯を込めた発言が続いた。また1047名闘争についても「1047名闘争こそ“日本のタハリール広場”になりうる闘いだ」「すべては国鉄分割・民営化から始まっている。ここに落とし前をつけない限り労働者の未来はない」という戦闘的な発言が続いた。さらに江戸川区職労や東交の闘う労働者、ス労自主、動労西日本、動労水戸が発言。国労小倉地区闘争団の羽廣憲さん、動労千葉争議団の中村仁さんもともに闘う決意を表明。最後に動労千葉各支部の代表が立ち、新小岩支部の組合員は「支部は怒りに煮えたぎっている。派出廃止反対で最後の最後まで闘い抜く」と固い決意を表明した。
 2・20新小岩集会は、貨物大リストラ攻撃への反撃の第1波闘争として大高揚をかちとると同時に、国鉄闘争全国運動のもとで地域共闘を豊かに発展させていく可能性を生き生きと示す闘いとなった。新小岩派出廃止を絶対に許さず、さらに闘い抜こう。(O) 

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