戦争絶対反対の決意を固め九州国鉄集会
国鉄九州動力車労働組合と福岡県労組交流センターが呼びかけた「国鉄1047名解雇撤回!改憲・大軍拡・戦争阻止!闘う労働組合を甦(よみがえ)らせよう!2・19国鉄集会」が2月19日、福岡市内の「ももちパレス」で開催されました。
主催者あいあつに立った福岡県労組交流センターの柴田利博代表は、三里塚芝山連合空港反対同盟の市東孝雄さんの農地を強奪する強制執行を徹底的に弾劾し、「今こそ戦争を止める労働組合を建設しよう」と訴えました。
解雇撤回闘争を不屈に継続する虹ケ丘学園労働組合の野下英二委員長が連帯あいさつを行いました。
国鉄九州動力車労働組合の羽廣憲委員長が集会の基調報告を行いました。羽廣憲委員長は、「国鉄分割・民営化に反対を貫き、譲れないものがあるとつかんだ。一つは戦争絶対反対。たとえ国策であろうと、従えないものには頑固に反対し続ける。それは本当に困難な道だ。今まで行動を共にしていた者の中からも、逃亡する部分が出てくる。この激しさが戦時下の情勢だ。この情勢に本気で立ち向かい、民営化絶対反対・解雇撤回の原則を改めて貫く。仲間と団結し、世の中を変えるために闘うという立場が大事だ。いま戦争と闘えない組合は何もできない。われわれは少数ながら原則を貫き、改憲と戦争翼賛を阻んできた。連合が完全な戦争翼賛に転落する中で、反連合・反全労連を掲げて結成された交流センターが真価を発揮する時だ。5月G7広島サミットを粉砕し、戦時下に闘う労働組合を再生させよう」と訴えました。
それに続き各団体からの決意表明が行われ、三里塚での強制執行に怒りを燃やし、反対同盟と全学連への連帯を表明する熱い発言が続きました。
まとめの発言に立った柴田代表は、全参加者の共同の意志として「戦時下に闘う労働組合を甦らせ、2・23ウクライナ反戦闘争―5月G7広島サミット粉砕決戦へ総決起する」と確認し、団結ガンバローを三唱しました。
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