11月集会実行委 3週間の総力戦へ
組織し組織する実践を
11・2全国労働者総決起集会/改憲・戦争阻止!1万人大行進に向けた第3回実行委員会が10月11日、東京都内で開かれた。
動労千葉の関道利委員長が、動労千葉は大会で執行部を拡充し11・2集会に総決起する方針を確立したと述べ、高市の登場で排外主義がさらに激化する中、これに危機感と怒りを持つ多くの人々を11・2集会に結集しようと訴えた。
改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は、臨戦内閣として登場する新政権を迎え撃つ民衆自身の行動が未来を決めると力説した。
動労千葉の田中康宏前委員長が基調報告で、高市が登場し中国侵略戦争が急切迫する情勢と立ち向かうのか否かを巡り「行動における分岐」をつくることが組織化の核心だと提起した。また、「防衛力の抜本的強化に関する有識者会議」の報告書で日帝は戦前の「高度国防国家建設」と同じ道に踏み込んだと暴き、全社会を戦争動員する攻撃との徹底対決を訴えた。そして、危機と可能性を秘めた時代だからこそ組織化の努力を続けようと強調した。
討論では各発言者が残り3週間の闘いへの熱意を語った。10・5闘争をはじめとする反戦闘争は、排外主義に怒る多くの人々と結合して闘われ、その手ごたえが組織化への自信を与えている。国鉄解雇撤回裁判第1回控訴審で即日結審を粉砕した大勝利は、階級的労働運動をよみがえらせる展望を示した。真に女性解放を闘う組織に生まれ変わるために議論を重ねてきた各地区・各組織の苦闘は、帝国主義を倒す実力闘争への固い決意を生み出した。
学生は、性暴力を居直り11月集会に敵対する石田一派を弾劾し、11・2に学生の大隊列を登場させる決意を示した。各発言者が、自分が行動の先頭に立てば多くの仲間と結合できると確信に満ちて語った。
討論をまとめた動労千葉の関委員長は「皆さんの決意を実践することが鍵」と強調し、11・2へラストスパートの闘いに突入した。
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