11・6労働者国際連帯集会が感動的に大成功! 次は11・7だ!
11月6日、労働者国際連帯集会が千葉市民会館で開催され、400人を超える労働者・学生が結集して熱気あふれる大成功をかちとった。民主労総ソウル本部の40人を超える代表団や、国際港湾倉庫労組(ILWU)ローカル34を始めとしたアメリカの労働者、ドイツの労働者、在日・滞日外国人労働者など多彩な人びとが登壇して、闘争報告を行った。日本からも動労千葉の田中康宏委員長などが発言し、国際連帯をいっそう強く打ち固め、11・7労働者集会の前夜にふさわしいものとなった。
集会は、この間の国際労働運動のビデオ上映から始まった。ダイジェスト版だが、会場は早くも熱気を帯びた。
2人の司会が開会を宣言し、まず各国の労組・団体からの報告と問題提起が行われた。最初に動労千葉の長田敏之書記長が発言した。長田書記長は「4・9政治和解に対してわれわれは闘う道を選択した。6・13は新たな挑戦の始まりだ。労働者の団結した力はけっして打ち砕かれることはないという確信をさらに強くした」と宣言した。
民主労総ソウル本部からはチョンジェフン副本部長など4人が登壇し、イミョンバク政権の「独裁政権下のような弾圧」との激しい闘いと勝利の報告を行い、会場が感動につつまれた。ここで、会場が一杯になったため、司会の要請で学生・青年労働者が壇上後方に移動した。
アメリカからはTWSC(運輸労働者連帯委員会)のスティーブ・ゼルツァーさんなどが発言。ゼルツァーさんは人種差別との闘い、帝国主義の戦争に反対する闘いの重要性を報告したうえで、「全世界の労働者階級に勝利を!」と訴えた。ドイツからはKRD(レーテデモクラシーのための委員会)の代表が発言。代表はこの夏訪日した3人の女性活動家と日本の労働者・学生との交流に感謝を述べ、「ドイツと日本の団結をさらに発展させ、共闘をさらに深めていくことを誓います」と語った。
休憩の後、後半は3人の仲間が各国語で歌を熱唱。民主労総代表団は拳を突き上げて唱和し、参加者があちこちから歓声を上げた。会場がますます熱気に包まれるなか、国鉄全国運動呼びかけ人の入江史郎さん、大野義文さん、手嶋浩一さん、宇都宮理さんがそれぞれの熱い決意を語った。さらに在日・滞日の外国人労働者が報告と決意を表明し、国労秋田闘争団の小玉忠憲さん、星野文昭同志のつれあいの星野暁子さんが発言した。続いて、ブラジルのコンルータスとフィリピン航空従業員労組からのメッセージが司会によって読み上げられた。
会場から学生と2人の青年労働者が発言し、動労千葉の田中委員長が「今日は全国から、そして国境を越えて集まった。明日の1万人結集を目指してこれから首都圏に戻って街宣をやろう」と会場に向かって訴えた。感動がさめやらぬ中、最後に全員でインターナショナルを歌い集会を終了。参加者は直ちに街宣にオルグにと向かった。(H)
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