3・5栃木春闘集会 戦争切迫と対決し 京大弾圧粉砕を誓う
3月5日、栃木県宇都宮市で3・5栃木16春闘集会が開催された。
韓国・民主労総ゼネストのビデオ上映の後、主催者あいさつを実行委員会の代表が行い、朝鮮侵略戦争が超切迫する情勢の中で民主労総のゼネストと連帯すること、2・14国鉄集会で国鉄闘争が新段階に入ったことを確認し、栃木でも新たな闘いに突入する思いを込めてこの集会を準備してきたと述べた。
とちのきユニオンの代表が基調を報告し、今春闘は朝鮮侵略戦争超切迫下での闘いであり、京大反戦バリストへの弾圧を許さない怒りの春闘だと強調した。長年の労働運動の経験から春闘とは何かを解き明かし、その上で正規も非正規も階級としてひとつに団結する新しい労働運動が求められていると述べた。結論として、①国鉄1047名解雇撤回・JR採用を求める新署名への取り組み、②外注化阻止・派遣法粉砕・非正規職撤廃、労働法制大改悪粉砕の闘い、③動労総連合を軸とする闘う労働組合の拠点建設に全力を挙げようと訴えた。
討論では、弾圧の手先になった京大当局への怒りが巻き起こり、この間のでたらめきわまる治安弾圧の連続の中に安倍政権の追いつめられた姿が見て取れると確認した。百万人署名運動や国鉄闘争全国運動、合同労組などから活発な意見が出され、女性労働者は3・8婦人デーへの参加を呼びかけた。集会宣言を採択し、京大弾圧粉砕へ総力で闘うことを確認した。
集会後、JR宇都宮駅前で街宣を行い、全員で国鉄署名に取り組んだ。
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