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2・27北海道で、国鉄闘争全国運動の組織立ち上げが大成功

s20110301a.jpg 2月27日、国鉄運動全国闘争で労働者の未来を創造しよう! と北海道の運動組織を立ち上げ、動労千葉国際連帯委員会事務局長の山本弘行さんを講師に招いた集会が大成功しました。
 「今現在爆発しているエジプト革命には闘う労働組合の存在がある。労働運動で社会を変えることのすばらしさと現実性を確認しよう」と、司会者の確信に満ちた発言で始まりました。「4・9政治和解に対する回答が国鉄運動全国闘争だ。いよいよ北海道でも、本日をもって結成される。気持ちを新たにして取り組んでいこう」と熱烈に訴えました。 

 講師の山本さんの講演は、動労千葉を支援する会の結成と歴史的経過、「4・9和解」、先日の2・16集会、国際連帯について、魅力的な語り口で参加者を引き込んでいきました。とりわけ2・16集会の議論と総括には大いに刺激を受けました。「全国運動を『獲得』する闘いとして、各職場の闘いをよりどころとした運動にしたい」「かつて三池を支援する会が政治勢力になっていったように、全国運動も政治勢力化をめざしたい」など、全国運動のスケールが一段と大きくイメージされるようになってきており、私たちもそうとう気を引き締めていかなければと、力の入る講演でした。
 続いて基調報告がタクシー労働者の仲間から提起されました。エジプト労働者の闘いを「ものすごい援軍」と表現し、「全国運動で北海道にタハリール広場を実現しよう」と意気込みを語りました。「4・9は動労千葉を除くことにすべてが現れている」「労働運動の危機であると同時に『1047名解雇撤回』を貫く運動を切り開いていくチャンスでもある」「決まった形はない。創意工夫を凝らして実践しよう」と提起しました。
 よびかけ人の仲間からのアピールでは、「全世界で戦争と民営化、労働組合―団結破壊攻撃、大失業と生きていけない低賃金―貧困と飢餓に対する怒りが爆発している」「非正規雇用のまん延、連合―既成労組の闘う労働者への敵対という現在の状況の出発点に国鉄分割・民営化がある」「国鉄闘争全国運動は、日本の労働運動を再生する指針」であると、北海道での組織の立ち上げを宣言しました。
 最後に労働者からの発言です。札幌の民間大企業の不当解雇と闘っている労働者をはじめとして、活発な発言が続き、予定時間を大幅に超えるほどでした。ある労働者は「私の会社には組合がいくつもある。みな会社と闘うと言っている。しかし一つにまとまらない。なぜなんだ」と悩む姿がありましたが、裏を返せば、自分がまとめたいという情熱でもある。全国運動はこのような労働者、労組活動家の声を聞き、ともに闘っていかなければと思います。決意も新たにして集会は大成功でした!
 集会のあとはジンギスカンを囲んでの交流会です。ジンギスカンは安くておいしい、労働者の食事です(笑)。6月5日の国鉄集会を、さらに大きなものにしよう。(北海道・K) 

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