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市職拠点化に向かって大前進―10・2越谷国鉄集会

20151008g-1.JPG 10月2日、越谷国鉄集会が、埼玉県内で連続開催された国鉄集会の締めくくりとして開催された。参加者50人のうち、越谷市の職場から10人の初参加者という大成功をかちとった。越谷市職の権力戦を闘った地平から「国鉄・フクシマ・星野」という路線を貫いて地域に打って出た成果だ。
 冒頭、動労連帯高崎の漆原副委員長と木村組合員が9・12ストとその後の反響を報告、ストライキの持つ解放性をあらためて確認した。

 越谷市職の労働者が基調を提起した。戦争が切迫している中、問われていることは戦争協力をストライキで拒否できる階級的労働運動を再建することだと訴えた。
 9月5日に「帰町宣言」をした楢葉町に視察ツアーを行ったNAZEN埼玉の仲間が視察の様子を動画上映で報告(『前進』2700号4面参照)。
 動労水戸の木村郁夫書記長が講演した。被曝労働拒否の闘いを振り返り、「原発事故と被曝の現実に対して、組合員と家族の命、乗客・住民・労働者の命を守る闘いを貫いて『フクシマの怒り』を労働組合が結集させることを柱に据えて闘ってきた」「放射能や戦争はここまでならいい、というような妥協ができない。鉄道の安全を守る社会的使命が労働組合にはある。東労組や国労は『闘っても勝てない』と言って労働者を貶(おとし)め、分断するが、絶対反対で闘うことが労働者が本来持っている力を引き出し団結を拡大する」と訴えた。
 また動労水戸結成当時を振り返って「組合の選挙ばっかりやっていたが、鉄道労働者としての生き方をかけた選択だった。闘うことで動労水戸は生き残り、不当労働行為にも勝利して団結を守ってきた。その蓄積が被曝労働拒否の闘いにつながった」と教訓を語った。
 集会のまとめで埼玉労組交流センターの代表が「動労水戸支援共闘・越谷」の結成を宣言した。
 越谷での初めての国鉄集会だったが、市職権力戦を引き継ぎ、さらに発展させるものとなった。さらに埼玉県内で開かれた3集会すべてが、「ストライキで戦争をとめる」「動労総連合を全国に」「労組拠点建設」「指導部建設」という路線を貫いて動労総連合のストライキと一体のものとしてかちとられたことは、国会闘争の画期的地平の上に主流派としての確信を深めて11・1労働者集会大結集への突撃路を切り開くものとなった。(K)

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