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2・27三多摩労働者集会、階級的労働運動の前進へ地域の団結築く

s20110303a.jpg エジプト、リビアで労働者の闘いが激しく進行するなか、三多摩労働者集会が2月27日に八王子で開催された。同集会は参加者の実践方針と路線が鮮明となる画期的な集会となった。
 「地域の団結をつくろう」との主催者挨拶があったあと、百万人署名運動三多摩連絡会・前事務局長の西山勲さんから連帯の挨拶があり、「昔から親交があったが、今の菅首相ほど情けないやつはいない。権力に固執している」と民主党政権を痛烈に批判した。動労千葉を支援する会・三多摩の事務局長の連帯の挨拶では、「全国運動は救済運動でなく、階級的労働運動をつくるためにある」と、会員の組織化を訴えた。 

 職場からの発言は、金属の青年労働者がこの間の職場での資本の攻撃と対決しぬく実践に立って、「春闘をストライキで闘おう」と力強く発言し、合同労組八王子の委員長が解雇撤回闘争の現状や倒産解雇攻撃の実態を報告した。医療職場からは、医労連との対決の中で、職場の労働者と労働組合をよみがえらせる論議が始まった経験。福祉職場の青年労働者は国の処遇改善交付金を労働者に還元せず使途不明になっている実態を暴露。公共施設の労働者は、政府予算の不成立での財源不足を理由に当局が「雇い止め」を通告してきていることへの怒りを燃やし、「労働者の誇りを捨てない。仲間のために戦う。最後まであきらめない」と宣言した。
 3・5国際婦人デー集会へのアピールを受けた後、基調報告を民間女性労働者が行い、「情勢は職場にある。職場の闘いと労働組合が重要だ」「今までの闘いの延長線でいいのか。4・9政治和解情勢は、戦後労働運動を解体する攻撃である。4月1日を国鉄労働者の第三の首切りの日にするな」「大恐慌と戦争の時代に入った。『職場をタハリール広場に』にしよう」「闘う労働組合を甦らせて、階級的労働運動をつくろう。青年労働者の闘いが未来を拓く」と、時代認識と路線を提起した。
 基調報告を受けて、国鉄労働者が国鉄全国運動を熱烈にアピールし、青年労働者が職場の苦闘を訴えながら、青年集会への結集をアピールした。(民間労働者・T) 

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