仙台で原発廃止の大街宣、「政治休戦」吹き飛ばす怒りの署名250筆!
震災発生から1カ月になる4月10日、東日本大震災現地救援対策本部は仙台市街ですべての原発の即時廃止を求める署名街宣を行いました。わずか2時間足らずで250人が署名に応じ、1500枚用意したリーフレットはあっという間にまききってしまいました。
街頭は菅政権と東電資本に対する怒りにあふれています。「自分も思いは同じ。原発は何としても止めたい」「津波で職場ごと流された。失業の責任を取らせたい」「震災解雇反対の署名はないんですか?」……署名を求めて歩み寄ってくる人たちが口々に思いを打ち明け、怒りを署名にして表します。
菅政権が野党・御用学者・連合幹部・マスコミを総動員して行っている「政治休戦」「想定外の事態」という宣伝は、完全に打ち破られました。みんな怒り、そして自分たちの手で原発を止め、首切りを止め、生き抜くために立ち上がりはじめました。
この日は、労組交流センターの仲間、東北大学学生自治会の仲間に加えて、救援物資を運んでくれた富山大学の学生も合流。総勢30名での大街宣になりました。マイクを握った仲間は、「今日は石巻に菅が視察に来ている。全責任を菅と東電資本に取らせよう」「職場の仲間が震災を口実に解雇通告された。絶対に許さず闘う」と渾身の訴え。街宣の終了時には、「がんばってください!」という激励と拍手が沸き起こりました。
参加した仲間は、「これから毎週街宣をやろう」と全員で確認。東北大学学生自治会の仲間は、4月15日に行う東北電力への抗議デモを呼びかけました。福島第一原発の事故以後も女川原発の操業を目論む電力資本を絶対に許さない闘いです。5月1日には、連合や全労連の「メーデー自粛」を打ち破って、「原発とめろ! 震災解雇を許さない! 生きさせろ! 団結集会」を開催します。
私たちは被災地から、3万人以上の仲間の命を奪った菅政権を打倒し、資本主義にとどめを刺す闘いに立ち上がります。全国の仲間の連帯を!(仙台・T)
この記事へのコメントはありません。