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地域に新たな団結築いた! 西村候補に、共に闘う2213票!

s20110411a-1.jpg 4月10日投開票の相模原市議選に立候補した西村綾子さんは、3・11大震災と福島第一原発事故に対し被災地救援とすべての原発の即時停止、震災解雇を許すなと真正面から訴えて大奮闘し、2213票を獲得したが当選に及ばなかった。しかし、相模原市が政令指定都市化され、全市1区だった選挙区が3分割の小選挙区とされる中、西村さんは最激戦区となった南区で労働者・住民とともに奮闘、南区での獲得票を短期間に前回から1千票も拡大した。この2213票は、大震災と大津波、原発事故で誰が殺され、誰がそれでも原発を維持・推進しようとしているのか! この期に及んで情報隠しとウソでごまかそうとする菅民主党政権と東京電力への怒りの1票1票であり、2213人の労働者、住民が行動に決起したということだ。 

s20110411a-2.jpg 10日夜、選挙事務所で報告集会が支持者、運動員を結集して開かれた。選対本部長で神奈川労組交流センターの鈴木一久さんが、「厳しい結果は結果だが、正々堂々として受けとめる。しかし、この選挙戦を原発絶対反対で闘った結果、労働者・住民のとてつもないエネルギーを引き出した。ノーモアフクシマ! 日本社会がいかに腐敗しているか。非正規労働者の被曝なしに成り立たない原発、その原発なくして成り立たないという腐敗した日本社会。これが新自由主義の正体だ。こんな社会にわれわれの未来はない。労働者が団結したら勝てる。自由民権運動の戯れ歌に、住民の『住』という字は人が主人公、主人公の主という字を分解すると、王の上に釘を打つんだ! 職場に地域に闘う拠点をつくり、新たな闘いを巻き起こしていこう!」と檄を飛ばした。
 西村選挙の先頭に立った家族が乾杯の音頭を取った。「まだまだ闘いは続く。僕も黙っている場合じゃない。いっぱい声を出させてもらった。ありがとう、お母さん! 頑張りましょう!」。悔しさ、無念は当たり前。力を出し切って闘いぬいた10日間の選挙戦が生み出した新たな出会い、新たな団結! 掲げた公約を実現する運動をこの場から始めよう! 集まったみんなの気持ちだった。
s20110411a-3.jpg 翌朝7時、西村綾子さんを先頭に地元の小田急相模原駅前に立ち、選挙戦の報告とお礼のあいさつを行った。
 マイクを持った西村さんは、「この選挙戦で多くのことを学び、皆さんから多くのパワーをいただいた。残念ながら届きませんでしたが、新しいうねりの出発点となりました。“ひとりは万人のため、万人はひとりのため”、選挙戦で出会った皆さんと地域に合同労組をつくって震災解雇や賃下げに立ち向かいます。福島の原発事故、安全な原発なんかないことがはっきりしたじゃないですか。公務員を削減して震災に強い街なんかできません。運動し、行動し、社会を変える新たな一歩を始めます。労働者・市民は団結し、地域に活動の拠点をつくっていく。選挙戦のこの結果は政令指定都市化の結果です。オール与党の議会では労働者・市民の声が届かない。でもあきらめずに立ち向かいましょう。大きな団結をつくりました。大震災で自粛だとか政治休戦だといわれましたが、争点をはっきりさせて選挙をやってよかった。社会保障や医療や教育の切り捨て、雇用対策という名の非正規職化、自己負担、自己責任という名の増税、今まさに日本が世界大恐慌の発信地になろうとしている。皆さんの怒りとしっかり結んで、労働者が主人公となる社会をつくり出しましょう! エジプト革命をやった労働者に続きましょう! 私たち労働者が筋を曲げずに闘えば、社会は変えられる。労働者にはその力があります。3・11大震災と原発事故を選挙戦で訴えることができた。訴えたことには大きな手応えがあった。これからやるべきことが見えた選挙戦でした。皆さん、ありがとうございました。新たなスタートです!」
 まさに絶対反対を貫く2213人の西村綾子を獲得した選挙戦だった。ここから大恐慌下での大震災・原発事故に立ち向かう闘いを大きくつくり出そう! その展望をがっちりつかんだ選挙戦だった。(M) 

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