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新潟で「すべての原発止めろ!」と緊急デモ

s20110412a-1.jpg 4月10日、新潟労組交流センターをはじめ4団体の呼びかけで「すべての原発を止めろ! 緊急デモ」が闘われた。新潟駅前の石宮公園に約50名の労働者・市民が結集し、デモ出発前の集会を行った。インターネットで今回のデモを知った青年など、初参加も多数あった。集会では「原発推進の片棒を担いできたのは連合だ。労働組合を再生させることで原発廃止を!」(交流センター代表)、「震災を口実とした解雇・合理化が東北のみならず、新潟でもすでに始まっている。解雇を許さず闘おう!」(新潟地域一般ユニオン)、「これまで自分は原発問題にほとんど関わってこなかったが、そのことを反省している。水俣病などと同じく国家・大企業の犯罪である」(弁護士)、「今の状況は戦前のような国家統制に思え、強い違和感がある。全世界の原発を止めよう!」(女性労働者)と各参加者が訴えた。 

s20110412a-2.jpg 集会後、新潟駅前からデモに出発、「自粛」ムードを打ち破って「原発は危険だ!」「東電と政府は避難民に補償しろ!」「柏崎・刈羽原発を止めよう!」と力強いシュプレヒコールを叫び、通行する労働者・市民の圧倒的な注目を集めた。
 集会・デモに先立って、新潟労組交流センターは第20回総会を開催し、反原発・被災地支援をはじめ国鉄闘争全国運動で労働組合を再生させていく方針を確立した。
 3・11大震災情勢の中で、これまで以上にすべてを引き受けて闘うことが必要なこと、多くの労働者が思っていることを方針化し、主張を値引かず訴えることなどが討論で強調された。6・5全国集会に向けたオルグ戦に突入しよう!(新潟・運輸労働者) 

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