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相次ぐ米原子力空母の入港に佐世保で弾劾闘争

s20110413a.jpg 4月12日、米原子力空母ジョージ・ワシントンが佐世保に入港し、これに対して佐世保の労働者は抗議行動に立った。長崎労働組合交流センター(準)も抗議行動に合流し、集まった労働者に対して、福島原発事故を弾劾し被災地での闘いを訴えるビラを配布した。
 4月に入ってから佐世保港には、4月5日にジョージ・ワシントン、12日にまたジョージ・ワシントン、そしてさらに来週19日にロナルド・レーガンが入港予定というように、米原子力空母が毎週入港するという極めて異常な事態となっている。 

 米軍は、福島原発事故の東日本全体への拡大によって神奈川の横須賀基地の機能が停止することを怖れて、基地機能の拠点を急激に佐世保に移しつつあるのである。実際に福島原発の後に米軍は、佐世保の米原子力空母の母港化について「慎重に検討している」と回答している。今まではこういう回答はされたことはなく、それがすでに実施段階に入っているということである。一方で米軍は、傷病兵を横須賀ではなく佐世保に運ぶようにすでに部隊に指示しているともいわれている。
 同じ12日に経済産業省原子力安全・保安院は、福島原発事故がチェルノブイリ事故級の事故だととが発表したが、こうした事態が米原子力空母の佐世保母港化を一挙に促し、佐世保は朝鮮・中国侵略戦争の最大の拠点になろうとしているのである。
 福島原発事故を徹底弾劾し、すべての原発を停める闘いと一体で、米軍の佐世保母港化を絶対に阻止していかなければならない。その先頭に長崎は立つ!(長崎・K)
 

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