東北大学生自治会が仙台で反原発デモ・申し入れ行動に決起
4月15日、東北大学学生自治会が呼びかける反原発デモ&東北電力申し入れが行われました。集会会場は有朋寮廃寮阻止の闘いでよく集会をやった東北大学片平キャンパスです。集会開始前や集会中も、花見をしている人や通行する人と原発廃止をめぐって討論となりました。
集会では、はじめに学生自治会委員長が基調を提起。原発は即時停止・廃止にすべきことを全面的に訴えました。このかんの街宣でビラを受け取ったという人や、ツイッターや東北大学学生自治会のブログを見たという人も参加し、集会でアピールしました。
「反対ならば行動しなくては」「次の世代、未来のために」「地震があってもなくても、原発はなくさなければならない」などと、参加者が次々とアピールしました。集会後は「原発なくせ! いますぐなくせ!」のコールで元気よくデモ! デモに合流する人、一緒に拳をあげる人、頷きながら拍手する人……、圧倒的注目でした。自分たちの声と行動で今のあり方を変えたい! こう思っている人が多くいるのだと実感しました。
デモ終了後、ただちに東北電力へ申し入れ行動。しかし、東北電力は「関係者以外の立入りをお断り致します」という看板を出し、周りをポールとロープで封鎖していました。入り口にはガードマンが数人立っていて、申し入れしようとする私たちを排除! 法大と同じではないか! さらに東北電力のまわりには大量の公安警察が監視しています。資本と国家権力が一体となって原発政策を守っているのだ! 原発を進めるために金を使い反対の声を弾圧するなんて絶対に許せない!
申し入れについても、東北電力側は「敷地内立ち入りは代表者3名まで」と勝手に制限。多くの人が原発をなくしたいという思いをぶつけたいのは当然なのに、一方的にそれを踏みにじるやり方です。あまりに不誠実な対応を追及すると、東北電力側は申し入れ書を受け取るだけで他に何も言わずすぐさま帰ってしまった! こういう不誠実で横柄な態度が情報を隠蔽する体質ではないかと、一同怒りを覚えました。「このままでは帰れない!」 東北電力経営陣を徹底弾劾するシュプレヒコールを叩きつけました。
1回だけでは終われない! 次は4月22日に法大と東京電力にデモをたたきつけよう! 5月1日は仙台で大デモを! 原発の廃止・停止を勝ち取るうねりを拡大しましょう!!(東北大)
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