2348筆の反原発署名を東電へ提出! 反原発全国学生一日行動
「大学から原発をとめよう」「御用学者を許さないぞ」の怒りとエネルギーに満ちたコールが法大と東電に響き渡った4月22日。この日は、被災地・東北大学、被爆地・広島大学の学友を先頭に全国から学友が駆けつけ、法大と東電へ2回のデモを行う一日行動として闘いぬきました!
デモに先立って行った、東北大学の学友も合流した飯田橋街宣では、反原発署名が朝の忙しい時間帯にも関わらず1時間足らずで36筆集まりました! 当日の行動を呼びかけるビラは学生を中心に瞬く間に受け取られていき、この間行ってきた飯田橋街宣の中でも最高潮の盛り上がりでした。
この高揚の中、デモの出発点である東郷公園へ向かうと、すでに全国から駆けつけた学友の熱気が公園中に溢れていました。3・11大震災以降、初めて東北大の学友と法大闘争を闘える喜びと感動をみなで実感しながら、集会が始まりました。冒頭、法大文連委員長の斎藤郁真君が「なぜ法大と東電へ2つのデモをするのか、3・11以降法大が行ったことはキャンパス封鎖と倉岡処分だけだ。3・31に下された倉岡無期停学処分に今の大学の腐敗がすべて象徴されている。学生運動を復権させ、大学から原発をとめよう」と力強くかつ確信に満ちたアピールを行った後、私(倉岡)からも「世界の反原発の学生の闘いとともに今日の行動を闘いぬこう」と無期停学の怒りとともにアピールしました。東北大学の石田真弓自治会委員長、法大2年生からもアピールを受け、みなで反原発ノボリをもっていざ法大へデモ出発です! 街頭では鈴なりになっての大注目! とりわけ青年労働者、学生の注目が圧倒的でした。
法大前に到着すると、法大生を合流させまいと何十人もの公安警察、機動隊、警備員が人の壁をつくっていました。「これが大学の姿か!?」「こうやって大学が原発政策に加担してきたんだ!」と全国学友から驚きと怒りの声が噴出する中、キャンパス広場からの圧倒的注目があり、警備員の阻止線のギリギリまで駆け寄ってくるグループもありました。
怒りも覚めやらぬ中、続いては東電デモへ出発です! ネットで見たという青年グループやすぐに署名を提出したいという女性が駆けつける中、法大新入生の参加もありました! 3・31にも増して、警察の超厳戒態勢の中、デモ隊は意気軒昂と闘いぬき、デモ後は、3週間足らずで集まった反原発署名2348筆提出と各大学からの申し入れ書を東電の前で読み上げました。許しがたいのは、東電の態度です。門前で警備課長が受け取り、申し入れ書の読み上げも5人までと機動隊を使って制限したのです。「謝罪」なんてまったくのウソ! 何十人もの警察に守られながら反対の声を押しつぶす――これが東電資本の正体なのです。このような中、私たちの申し入れ内容に感動し、東電の対応に怒りを燃やした通りがかりの女性が東電を弾劾し、その場で3千円のカンパを手渡す場面もありました。
最後はさらなる署名運動爆発に向け、全国署名連絡会議も開催しました。反戦・反基地・反核闘争の意義を再確認し、5月沖縄闘争への熱気も最高潮に達し、全国学友、新入生とやり抜いた反原発一日行動は大成功に終わりました! いざオキナワ・ヒロシマへ!(法大倉岡雅美)
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