沖大自治会選挙に勝利 激動情勢下で信任かちとる
7月5日から12日まで沖縄大学学生自治会執行部選挙が行われ、赤嶺委員長候補が多数で信任されました。沖大生のみなさん投票ありがとうございました。
今回の選挙で決定的だったのは、総投票数が225票に達したことです。コロナ禍もあり選挙自体が2年ぶりで、学内にいる学生数も減っていました。そして、学生弾圧で成り上がった山代寛学長体制下ですさまじい弾圧と投票妨害もありました。クラス討論中に職員が乱入して支援に来た学生に暴力を振るい、「こいつら危ない、関わるな」と投票を妨害し、普段は「投票に行こう」「民主主義は大事」と語る「リベラル教員」たちも弾圧に協力していました。他にも職員が芝刈り機を振り回して昼休みの演説を妨害するなど、選挙妨害は数えきれないほどありました。しかし200人以上が投票に決起し、弾圧職員の目の前で投票する学生も現れました。
今回の選挙は、激動する時代の中での選挙でした。ウクライナ戦争下で排外主義が激しくあおられ、選挙中盤の8日には安倍元首相が銃殺される事件が起き、マスコミが安倍を徹底的に美化し、政府や政治家への批判を封じていく雰囲気がありました。その中でも真っ向から戦争絶対反対を訴え、多くの沖大生が真剣に考え討論した上で信任という形で支持してくれたことは、すさまじい勝利です。
今回の選挙は例年よりも白票が多い結果となりましたが、これは沖大生の「無関心」を意味するものではありません。投票すること自体が決起だからです。白票の多さは、激動の時代の中で明確な立場選択をすることに悩んでいる学生が多いということです。私は、選挙後の活動や学生との討論も通して、白票や不信任票を入れた学生とも反戦の立場での一致を深めていけるよう努めていきます。沖大生と共に学生自治会運動を発展させ、岸田政権を打倒する反戦運動をつくり出し、一緒に大学を変えていく決意です。(沖大学生自治会委員長・赤嶺知晃)
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