被災地・仙台で革共同東北政治集会かちとる
7月24日、被災地・仙台で革共同東北政治集会が165人の結集でかちとられた。福島原発事故と巨大津波という歴史的な大災厄をのりこえて、闘う労働者・学生を先頭に多くの仲間が一堂に会し、世界の階級闘争の最先頭で闘い抜く決意を打ち固めた。
岡崎康史同志が登壇して基調報告を行い、3・11大震災・原発事故に対して階級的労働運動路線をもって対決し、拠点建設・職場細胞建設の力で労働組合権力を奪取していく歴史的挑戦に着手したことの勝利性を鮮明に訴えた。そして、反原発・国鉄決戦に勝利することこそプロレタリア革命への最短の道であることを提起し、8月の激闘から11月労働者集会1万人結集への檄を発した。
基調報告に続いて、被災地から階級的労働運動をよみがえらせようと奮闘してきた福島と宮城の仲間が発言に立った。福島県党の同志は、6・19怒りのフクシマ行動の組織化の闘いに階級的労働運動路線を貫き、拠点にこだわって勝負して勝利したことを報告した。宮城の同志は、震災解雇攻撃に対して組合を作って闘い、解雇を撤回させた報告を行った。さらに、1047名闘争団の組合員権剥奪が策動されている7月国労大会に向けて、国労組合員の仲間からの戦闘宣言が発せられ、「最高裁で棄却されようが、われわれの闘いをやめさせることはできない!」と火の出るようなアジテーションが響き渡った。
集会後半は、革共同労働者組織委員会と革共同学生組織委員会の同志が発言に立ち、戦闘的な訴えを行った。さらに、星野文昭同志奪還のアピール、女性解放を闘う仲間の発言、各産別労働者の職場闘争報告が行われた。これらの全発言を通して、自らを必死で変革して闘う中で労働組合と労働者党が一体的に建設されることに、全参加者が確信を持った。最後にマルクス主義青年労働者同盟とマルクス主義学生同盟中核派の同志が決意表明に立ち、各1000人建設の決意と展望を鮮明に訴えた。
こうして革共同東北政治集会は、3・11情勢の中で、被災地から世界革命の呼びかけを発する画期的な集会として闘いとられた。被災地を先頭に全国の仲間は、11月集会1万人結集の実現に向け、歴史的な闘いに打って出よう!(東北大・I)
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