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高槻・植木団地裁判 4証人の採用を決定 次回、植木団地組合員が証言

 2月3日、大阪地裁大法廷で「植木団地追い出し絶対反対! 高槻市弾劾!」裁判と高槻市が「明け渡しを求める」裁判(いずれも第2民事部・西田隆裕裁判長)の第8回目が行われました。植木団地労働組合の仲間が勢ぞろいし、全国水平同盟や労働組合、地域の仲間が駆けつけ意気高く闘いぬきました。
 今回の裁判は、植木団地側が申請した植木団地労組の3人と高槻市農林課特命チーム責任者・徳島の計4人の証人が採用されるかどうかが焦点です。高槻市は「書面だけで十分」と証人を1人も申請せず、早く裁判を終われというふざけきった態度でしたが、4人とも採用されました。

植木団地労組は、高槻市の追い出しの不当性、デタラメさを徹底的に暴き、植木・園芸業の労働者にとって植木団地がかけがえのない、生き働くための拠点であることを明らかにして高槻市を追い詰めてきました。
 追い出し絶対反対の闘いが証人を採用させたのです。さらに裁判長は高槻市に「市の責任ある誰かを証人申請することを検討したら」と促しました。高槻市側は予想外の展開にうろたえていました。植木団地労組は勝利感で一杯です。
 裁判後、植木団地労組の仲間と弁護団は「次回公判で高槻市を徹底的に追及する」と決意を述べ、証言する青年たちは「自分たちの思いをぶつける」と語りました。家族も「いつもあっという間に裁判が終わるが、次はやっと裁判らしくなる。ぜひ傍聴を」と訴えました。集まった仲間がともに闘う決意を次々と表明しました。全国水平同盟本部は前日に狭山裁判の再審を求める東京高裁包囲デモと要請行動を120人で闘い、石川さんと熱く合流したと報告しました。
 植木団地闘争は、高槻市の数々の妨害や国家権力による弾圧を打ち破って不屈に闘い団結を守りぬき、17―18年階級決戦の団結の砦(とりで)としてそびえ立っています。韓国やアメリカのようにゼネストの実現へともに闘いましょう。5月10日の次回裁判に結集しましょう。(北摂労組交流センター・上園耕作)

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