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「全国の大学に闘う組織と団結を!」広島で全国学生集会開く

s20110808a-1.jpg 8月7日午前、全国学生集会が広島市内で開かれた。基調提起を行った法政大学文化連盟委員長の斎藤郁真君は、8月5日からの3日間の闘いを「ヒロシマの核への怒りとフクシマの原発への怒りが合流した。これは11月世界1千万人行動への決定的土台がつくられたということだ」と総括し、「新自由主義の全矛盾が火を噴いている」「膨大な人々の価値観が変化し、万の規模で行動を始めている! 今こそ法大闘争のような闘いを全国でまきおこそう」と訴えた。そして「それら一切の土台として、この時代を闘い抜く学生の全国組織をつくろう。全国大学に学生自治会を、生き抜くための組織をつくりあげていこう!」と、9・9―10全学連大会への大結集を呼びかけた。 

s20110808a-2.jpg 三里塚の全学連現地行動隊から届いた8・6天神峰現闘本部破壊の暴挙に対する闘いの報告と訴えが読み上げられ、これと怒りをひとつにして、全国から結集した学生の発言が続いた。「福島大学の学生と連帯して闘う」と広島大学の学生、それに応える被災地の学生。東北大学、富山大学、首都圏の大学、京都大学。全学連大会へのアピールを実行委員長の坂野陽平君が行い、全学連国際部の松室しをりさんは8月訪独をアピールした。
 メーンイベントは初参加者の発言。「全学連大会にも参加したい。危険な道かなと思ったが、学生の団結を壊していく社会の方が危険!」「未来に不安を感じたがどこにもぶつけられなかった。今ある怒りは9月にぶつけることができる。糸口を見つけたという感覚があります」「反原発という怒りはすごい展望がある。支配階級をぶっ飛ばせる。日本だけの話じゃない。国と国との隔たりを越えて労働者、学生、みんな結びつけることができる。世界的な革命ができる」「原発反対を大学の中でやることが大事、だけどそれがむずかしい。自分の場所からできることをする。全学連大会には友だちを誘って参加したい」「危険なことに首を突っ込んでというが、私は最初からふっきれています。何もしなければ何も始まらない! ルールに縛られない空間が必要なんだと思う。団結をして、反省をして、次の行動に生かす」「法政大学は監獄大学。でも法大生は必ず立ち上がる。理不尽に対する怒りの決起を呼び覚ませると思います。法大闘争のように反原発闘争を闘いたい」――ここに未来がある! 拍手喝采!
 まとめの発言に立った織田陽介全学連委員長は、「8・6ヒロシマでつかんだ可能性を一つももらさずにつかんで帰るのが大事。やることは単純。フクシマの怒り、わきあがる思いと向き合うこと、キャンパスの友だちと向き合って、とことん議論することだ。新自由主義の現実はすべて人為的につくり出されたものだ。立ち上がりたくてもできない、鬱積したものが大学にある。この腐敗した現実が原発事故に行き着いた。しかし、法政大学の闘いはつぶせない。新自由主義を打ち破ることは可能だ! 学生が大学で団結する組織をつくろう! 歴史的な全学連大会にしよう!」と決起を呼びかけた。
 団結ガンバローのこぶしには、3・11情勢をつかんではなさず、未来をつかもうという本気の思いがこめられている。8・6ヒロシマから全国へ、熱い闘いが飛び出した!(M) 

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