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東京・江戸川区で山田真さんの講演会、区民ら100人が真剣な質疑

s20110820a-1.jpg 本速報版で既報のように、江戸川区などが御用学者を呼んで「安心・安全」キャンペーンをくり返して反原発のうねりをなんとか抑え込もうとしていることに対して、御用講演会に乗り込んで質問・追及し、怒りを組織する闘いを開始しました。8月18日には区に対抗して、「子どもたちを放射線から守る全国医療者ネットワーク代表」の山田真さんの講演会を同じ会場で開催しました。急きょ呼びかけたにもかかわらず、100人近くの人が集まり、会場は一杯になりました。半分近くは若いお母さんやお父さんたちです。区や国、東電への不信と不安の深さ、怒りの大きさが伝わってきます。ドイツの国営テレビも取材に入っています。 

s20110820a-2.jpg 山田真さんは、森永ヒ素ミルク事件や水俣病をめぐる経験に踏まえて、低線量被曝の問題点について分かりやすくていねいに暴露しました。とりわけ御用学者が、因果関係を証明するのに時間がかかることや、そもそもデータがないこと、隠されていることをいいことに、無責任にデタラメを言い続けていることをきっぱりと断罪しました。
 また福島現地での活動から、いま福島で被曝の不安を訴えることそのものが「非国民」のように言われ圧殺されようとしている現実が暴露されました。そもそも3・11直後の放射能の大量飛散のとき、東電も国も、何の情報も与えず被曝を強制してきた。「安全だ」と言って何の支援もしないと。
 質疑応答に入ると、まずいきなり原発事故と放射能汚染への区民の激しい怒りの発言から始まりました。そして、不信と不安に追い込まれているお母さんたちから次々と質問です。山田さんはその一つひとつにていねいに答えていきます。無責任に「安全・安心」を振りまかないのはもちろん、ただ危険を煽るのでもなく、しかし「もう一切、安全とは言えない時代に入った」と、収束とはほど遠い原発事故の現実と向き合うこと、原発そのものを止めなくてはいけないことをきっぱりと訴えました。また被曝労働の現実をしっかりと見すえることなどが提起されました。誰ひとり帰らず、予定の1時間を超えても具体的な回答を求めて質問は止まりません。この真剣さは区や国への怒りとして必ず爆発すると確信しました。
 最後に主催者から、ウソをくり返す区への追及・申し入れはもちろんのこと、原発そのものをなくすための行動やそのための学習や講演などをさらに行っていくことが提起されました。デモもやろうという声が上がっているとの提起には拍手も起こりました。最後は、誠実かつ真剣な山田さんの講演に対して、さらに大きな拍手で終了しました。
 これに先立つ8月13日、区に続いて今度は江戸川病院という医療機関がまたも御用学者・中川恵一の講演会を行いました。私たちはそこにも登場し、中川恵一を弾劾し、8・18山田講演会を訴えるビラをまきました。驚くことに会場はデモ並みの指揮棒を持った警察が内外を徘徊し、私服警官が会場内外に配置されて戦々恐々です。中川の講演は「私は原発推進派ではない。お金もらってない」とペテンを弄しながら、実際には「日本はガン大国、放射線被曝でガンになる可能性は埋もれてしまう程度」「たばこを吸いながら放射線が怖いなんて言うのはちゃんちゃらおかしい」というあくどいものです。
 患者や病院関係者を動員して、中川がたった5分で質問を封じようとするのに対して、怒りの声が叩きつけられました。「放射性ヨウ素は煮沸すると飛んでしまう」というデマ発言をして翌日撤回し、むしろ濃縮されることが暴露されたことを指摘すると、「それは間違いだと公表している。謝れと言われればまた謝るが」といと開き直る有り様。「首都圏はもう平時に戻っている」と言っているが江戸川区の線量は明らかに高いではないかという追及には「確かに高めだが安全だ」と根拠なく言い放ちました。「文科省が1ミリシーベルト基準を20ミリシーベルトに引き上げたのには賛成か反対か」という質問には答えず、打ち切って逃げました。
 こうした闘いの中から、相当数の人が8・18山田講演会に結集しています。人生観を変えたという年配者や、原発を造っていたが子どもたちのために反対したいと申し出てきた人もいます。何よりお母さんやお父さんの深い不安と怒りは必ず反原発の行動につながります。すでにこの中から、8・15集会に参加して感動し、8・30国鉄集会や11・6に参加表明している人も出て来ています。
 国鉄闘争と反原発闘争をとことん発展させて、9・11―9・19から11月、万を超える大闘争を実現しよう。(東京東部・O) 

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