9・11群馬、1000人の怒りで東電高崎支社を包囲
9月11日、午後1時をすぎると、高崎市役所前広場に手作りのプラカードや黄色のグッズをもった青年たちが次々と集まってきた。300人ほど集まったところでデモ前のフリーアピール。本格的な発電機を使った音響設備から発する大音量のアピールが、一帯の雰囲気を変えた。
「あっ、原発の集まりやってる!」別会場のイベントからも人々が集まってきた。2時20分にデモ出発。2台目のサウンドカーの後の隊列がどんどん増えていく。東京電力高崎支社前ではひときわ大きく抗議の声がひびきわたり、デモ隊もふくれあがった。
市内一周の1時間半にわたるデモが広場に戻っても、「今日も集まったねえ!」と興奮さめやらぬ中で、その場で30分にわたってフリーアピールとコンサート。9・19明治公園にバスを仕立てて結集することを確認してデモを終えた。
その日の夕方6時半から、高崎市総合福祉センターホールで「群馬・市東さんの農地を守る会」の呼びかけで、三里塚反対同盟の市東孝雄さん、秋田・大潟村の坂本進一郎さんと、群馬の農地を囲んでの集会が開かれた。「原発をとめるためにも、10・9三里塚現地集会―11・6日比谷大集会に行こう」と約束して、歴史的な9・11の一日闘争を闘いきった。(群馬)
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