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秋田で50人を超える反原発デモを打ち抜く!

s20110615c-1.jpg 秋田では6月12日14時から、6・11全国100万人行動に連帯して「原発反対★秋田デモ実行委員会」を立ちあげ、呼び掛けに応えた50人を超える仲間が結集し、駅前から市内中心部を一周する怒りのデモ行進を、熱烈な感動をもって圧倒的に打ち抜きました。
 なんといっても、6・5国鉄全国運動集会に感動した青年労働者が軸になり、実行委員会として県内全域の闘う仲間に全力でアピ-ルしたことです。社・共、連合や県労連等が「政治休戦」の名のもとに一切の闘いを放棄し、あらゆる勢力が何の行動方針も提起しないという秋田の現実に対し、「単独でも5人でも10人でもいい。ここでわれわれが提起しなかったら何の存在意味がある。何があろうと断固として提起すれば絶対に闘う人々は決起する」という熱い議論を経て、わずか10日前に決断しました。 

s20110615c-2.jpgs20110615c-3.jpg そして当日の結集場所には、この青年労働者の渾身の提起に応えて、これまで対面したことのない大衆が続々と結集してきたのです。地元マスコミ3社は、デモ出発から終了まで沿道に張り付き取材体制で、当日の夕方にTVニュ-ス、ウエブサイト掲載、新聞記事による報道が行われました。
 国労秋田闘争団の小玉忠憲さんがデモ指揮に立ち、行進には3人の子どもを引き連れた母親、思い思いのプラカードに手製の放射線防護服スタイル姿、コールも「自分にやらせて」と志願して思いっきり自己解放した仲間も。終了後の交流会にはなんと30人が参加してくれました! 「デモというと右とか左とか言われてこわいものと思っていたが、今日は楽しかった」「参加しようと思ったが、なかなか決断がつかなかった」「昨日知った、人生をかけて反対したい」「何回かやればもっと集まるよ」「私も友達も非正規で、今度ゆっくり会って話したい」――全員から次の闘いにつながるすばらしい感想が寄せられています。
 日々深刻化する原発事故と大失業に、みんなが闘いの具体的行動方針を熱烈に求めていたのです。ビラやネット、ツイッタ-等をどんなに駆使しても、それだけでは人は動きません。熱い思いがあってここと結びついたとき、わずか数人の決起と決断が事態を動かすのです。実行委員会の仲間は、今回の行動を企画して貴重な経験をつかみ取り、第二弾を準備すべく奮闘しています。(秋田・TK) 

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