「非正規職を見殺しにする本部は退陣せよ!」JP労組大会に怒りのコール
6月15日から川崎市で開かれているJP労組第4回定期大会で、全国から集まった革共同全逓委員会と労組交流センター全逓部会のメンバーは、非正規職の仲間への雇い止めなど郵政大リストラ攻撃に完全に屈服し、春闘でのボーナス3割カットの賃下げを闘わずして承認・妥結したJP労組中央本部を厳しく弾劾する行動をたたきつけた。
前日の14日正午、部隊は東京・霞ヶ関の日本郵政本社前に登場、斎藤社長以下の経営陣に怒りの声をたたきつけ、大勢の社員たちに郵政リストラ攻撃とともに闘うことを呼びかけるビラを手渡した。
さらに午後6時から川崎市内で郵政労働者を先頭に各産別の代表を招いて総決起集会を開催した。集会では、東京の非正規職労働者たちが合同労組を立ち上げ、激化する雇い止め攻撃に対する本格的な反撃を始めたことが報告され、「非正規職の仲間の全国横断的な組織を作りたい」との決意が表明され、圧倒的な拍手に包まれた。集会には国労旭川闘争団の成田昭雄さんをはじめ全産別の代表が連帯の決意を述べ、動労千葉の熱い連帯メッセージが届けられた。
15日の大会会場前は、「非正規職を見殺しにする中央本部はただちに退陣せよ!」と呼びかける大量のビラとともにアジテーションがとどろき、「すべての原発を止めよう! 6・19怒りの福島大行動」への結集を呼びかけるビラが代議員に手渡された。
会場は福島県からの「自主避難者」の避難所になっている施設でもあり、多くの避難民が外に出てきて反原発の署名に応じ、交流した。(MR)
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