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中国の日系シチズン工場でストライキ

s20110619a-1.jpgs20110619a-2.jpg 6月12日より、中国の広東省東莞市長安鎮にある日系シチズンの時計工場で2000人の労働者のストライキが続いている。毎日5~6時間の残業を強制され休む時間もなく、さらに就業10分前の出社と朝礼への参加を強制され、それに遅れると賃金から罰金をとられることに抗議してのストライキである。16日にはこの工場の数百人の労働者が長安鎮政府へのデモ行進を闘っている(写真左)。 

 東莞市は広州と「経済特区」深セン市の間にあり、中国最大の工業地帯として知られている。13日にはこの隣の深セン市で電子工場の労働者がストライキに決起している。一方でこの期間、広州では10日より暴動が発生し、12日深夜から13日にかけて軍隊が暴動を鎮圧する事態になっている。6月6日にも広東省潮州市で農民工の暴動が起きている。
 まさに「改革・開放」政策の先進地帯である広東省では、今労働者のストライキや暴動が連発している。追いつめられた深セン市政府は、近く開催される深セン大運動会の開催期間、付近住民が家に滞在することを禁止する通達を出した。付近住民はこの期間、旅行などで遠出するか、それが嫌ならこの政府の行事のボランティアに参加しろ、それも嫌で家に留まるなら、その期間中警察官が家の中に常駐するというのである。治安の崩壊におびえ、あらゆる機会に労働者の闘いが爆発することに恐怖して、暴力的で破産的な大弾圧体制を敷いているのである。それだけ今の中国スターリン主義は体制危機であり、始まった労働者の闘いを心底恐れているのである。
 この中国の労働者階級との団結をかけて、国鉄決戦、反原発闘争を爆発させていこう!(G) 

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