東海第二原発の地元・茨城で反原発講演会に1200人、デモ350人
3・11から半年の9月11日、東海第二原発の地元であり、被災地そのものである茨城で、1180名の結集で広瀬隆さん講演会とデモをかちとった。開会の前から土浦市民会館の入り口は入場する労働者市民であふれかえった。東海村から駆けつけた住民によって「東海第二原発を廃炉に!」署名が熱心に取り組まれ、700名近い人々がこれに応じた。青年労働者たちは、NAZENののぼりを手に、パンフレットと自前のチラシを配布した。
広瀬氏は東海第二原発が3・11当日、危機一髪であったことを具体的に暴露し、「段階的廃止などと言っている時ではない。日本中の原発を全部、今すぐ止めよう」と訴えた。
講演終了後、350名のデモが土浦の街に繰り出した。子ども連れの母親の姿が目立つ。NAZENの横断幕、連帯労、県西合同など労組の旗、のぼりが打ち振られる。最高裁闘争勝利の地平を打ち固め、分割民営化粉砕の闘いの新たな展開に入った動労水戸はストライキ闘争準備の渦中からこの日のデモに決起し、全体を牽引した。(茨城)
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