1. HOME
  2. ブログ
  3. 全道結集の労働者に国鉄闘争全国運動がビラ

全道結集の労働者に国鉄闘争全国運動がビラ

s2011092001-a.JPG 18日、札幌で全道から結集した労働組合員や市民団体の2000人が結集し、北電・泊原発の運転停止やプルサーマル計画の撤回を求める集会とデモが行われました。国鉄闘争全国運動・北海道は、11・6労働者集会への結集を訴えました。「すべての原発をいますぐなくそう!全国会議・北海道(準備会)」の仲間もビラを配りました。
 12日にJR北海道の中島社長が失踪、この日の朝、遺体が見つかりました。同社は5月の石勝線での特急脱線炎上事故で国土交通省から事業改善命令を受け、16日に改善計画を提出しました。「お客様の安全を第1に」と、中島社長が特に加筆したとのことです。

 石勝線事故の最大の原因は、国鉄分割・民営化による安全の切り捨てでした。特に北海道会社は、発足以来一度も鉄道運転収入が黒字になったことがなく、安全投資を減らして振り子式特急のような無理な高速化を進めてきました。その結果が石勝線事故のあとも毎日のような事故等の連続です。
 北海道会社はJR体制の最大の破綻点です。発足四半世紀を半年後に控え、その矛盾が爆発しています。ビラでは、国鉄分割・民営化以降、社会にはびこった外注化・偽装請負を、動労千葉を先頭に、労働者とりわけ青年労働者の団結の力で粉砕する闘いの発展こそが、非正規労働者の被曝労働で維持されている原発を止める最大の力だということを訴えました。
 この日、「国鉄1047名解雇撤回」のゼッケンを見た多くの労働者が、「まだ頑張っているね」と声をかけてくれました。動労千葉や国鉄闘争全国運動に注目する国労闘争団員も「ご苦労さん」と言ってビラを受け取りました。国労の部隊と勘違いしている方もいましたが、国鉄闘争が反原発・反失業の闘いの土台であることを労働者は知っています。労働組合をめぐる攻防が一切を決することに確信を深めました。11・6の1万人結集へ頑張りましょう!(北海道J・S)
写真:結集する労働者に偽装請負を粉砕しようと訴えビラを手渡した

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択