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大野義文さん招き、名古屋で東海労働者集会開く

s20111017a.jpg 11月労働者集会に向け、10月15日、名古屋市内で東海労働者集会(愛知労組交流センター、三重労組交流センター、東海合同労組、ス労自主中京分会連、動労千葉を支援する会・東海が呼びかけ)が力強く勝ち取られました。
 「反原発・反失業! 怒りを力に! 国鉄1047名解雇撤回! 非正規職撤廃! 新自由主義とたたかう労働組合のネットワークを」をメインスローガンに掲げた会場には、満席近く労働者が詰めかけました。 

 「今日は、ニューヨークで始まった青年労働者の『ウォール街を占拠せよ』のデモに呼応する全世界一斉行動と一体となった集会です」との開会のあいさつに続き、昨年11月労働者集会のDVD上映が行われ、今年の11・6日比谷1万人集会に総決起することが呼びかけられました。
 元安芸労働基準監督署長で国鉄闘争全国運動呼びかけ人でもある大野義文さんの、豊かな経験とユーモアを交えた「団結の中で、労働者は<自由>と<尊厳>を獲得する」と題した講演とその後の討論に引き込まれ、3時間があっという間に経ってしまいました。
 経営者と労働者はどこが違うのか。労使関係に中立はない。原発と人間も非和解であるように、<やつら>と<おれたち>は非和解的関係にある。世の中に非正規労働と不安定雇用が溢れている。正社員でも過労死、精神疾患に追い込まれる職場。民主主義は工場の門前でたちすくむ。個々に分断された中では、おかしいことを「おかしい」ということは、しんどいことだ。しかし、労働組合という団結を背景にすれば、少しはしんどさも軽減できる。職場に団結を! 地域に連帯を! 労働者は団結の中でしか、<自由>と<尊厳>を取り戻せない!!!
 「人の人生、勝手に決めるな!」の叫びを今一度思い起こし、労働組合の力は職場の団結にあり、勝利の展望は闘いの渦中でこそ生まれるものだ。全国的な、抵抗と反撃の拠点としての国鉄闘争全国運動の意義もここにある。結集されたみなさんが、組織者になって、全国にうって出よう!――というまとめをレジュメのなかに見つけました。
 反原発! 反失業! 国鉄1047名解雇撤回! 非正規職撤廃! やはり労働者は、怒りを力に変えなくてはなりません! 3・11大震災と福島原発大事故は資本と国家による大犯罪です。11月6日の日比谷1万人集会は、反失業・反原発、労働運動復権に向けた世界統一行動です。11・6へ共に闘いましょう!(東海・T) 

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