原発と子どもの命は両立しない――東北大・中手さん講演会が大成功
10月18日、東北大学学生自治会が主催する中手聖一さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表)の講演会が25名の参加の中で行われました。9・19の6万人集会の上映と東北大学学生自治会委員長・石田真弓くんの挨拶に続いて、中手さんの講演が開始。ちょっとしたことでバラバラになりかねない状況の中で、“子どもたちを放射能から守る”という一点で絆を作り、やれることはすべてやろうと取り組んできたこと。チェルノブイリ事故で体に異変が起きたウクライナの子どもたちが「ガイガーカウンター」になっていたこと。「原発と子どもの命は両立しない」という中手さんの本気さ、気迫が参加者全員にも伝わり、その後の質疑応答は時間いっぱいまで行われました。
最後に中手さんは、「いま、学生に何ができるのか」という講演会のテーマに対して、「自分が“本来こうあるべきだ”と思って取り組んでいることを、一生懸命やることが一番。組合をやっている方であれば組合活動を、学生さんたちも自分がやるべきことだと思って取り組んできたことを、今まで以上にやっていただきたい。これが一番です」と訴えていました。
講演会後、参加した仲間が11・6労働者集会の参加を決めました。再稼働を絶対に止めるために、11・6労働者集会への大結集を作り出そう。(東北大・C)
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