1. HOME
  2. ブログ
  3. 福嶋昌男同志が新たな決意込め下獄闘争に突入

福嶋昌男同志が新たな決意込め下獄闘争に突入

s20120518a-1.jpg 迎賓館・横田爆取デッチ上げ弾圧と25年間不屈に闘いぬいてきた4同志の一人、福嶋昌男同志が5月17日、新たな決意を込めて下獄闘争に突入した(写真)。
 この日正午、弁護士会館ロビーには、福嶋同志をはじめ、家族、支援者、友人、仲間たちが続々と結集。再審弁護団から3人の弁護士も加わり、その数50人。大結集での下獄突入闘争となった。みんなが福嶋さんに駆け寄り、握手し肩をたたき、激励の言葉をかけた。福嶋同志は、まさに「勝利者として下獄する」と宣言した通り、明るく、堂々と対応した。 

s20120518a-2.jpg 無実の福嶋同志はデッチあげ指名手配から25年、未決勾留12年、裁判闘争19年、完黙・非転向を貫き、デッチあげ弾圧を弾劾し、無実・無罪を訴え続けて不屈・非妥協に闘いぬいた。裁判闘争では検察のデッチあげの「証拠」をすべて一つ残らず粉砕しつくし、完全に勝利した。にもかかわらず、裁判所は日帝権力による政治弾圧の目的を押し通すためにのみ、無理やり「有罪」を宣告し、5年2カ月の下獄を強制したのだ。まさに権力犯罪そのものだ。断じて許さない。
 全体が円陣を組んで集会を開始。冒頭、3同志の2日間にわたる差し戻し控訴審公判闘争に勝利したことが報告されると、全体が一挙に大高揚、割れんばかりの拍手で確認された。
 「迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会」共同代表の桜井善作さんが、「こんな不当裁判で下獄するなんて、我慢できない。下獄という言葉もわれわれにはふさわしくない。再審をかちとり、福嶋さんを奪還しよう」と新たな戦闘宣言を発した。続いて呼びかけ人の足立昌勝さん、3同志を代表して板垣宏さんが発言し、全学連をはじめ、共闘団体、支援者、古くからの仲間、友人たちから激励の熱いエールが送られた。
 再審弁護団主任弁護人の青木秀樹弁護士があらためて再審勝利への決意を述べ、西村正治弁護士、萱野一樹弁護士もともに闘う決意を明らかにした。最後に「団結頑張ろう」を三唱し、福嶋同志を先頭に意気揚々と検察庁に向かった。そこでもみんなが福嶋同志に手を差し伸べ、握手また握手の感動的場面がしばし続いた。福嶋同志は最後に大きく手を振りながら、毅然として、3人の弁護団とともに検察庁舎に入っていった。
 迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧との闘いは、新自由主義による極悪の政治弾圧との25年にわたる対決として、国鉄闘争とも一体で闘いぬかれてきた。前日の3同志の公判闘争では、東京高裁の早期結審策動をものの見事に粉砕して、事実調べへの道を切り開いた。福嶋同志も公判を傍聴し、この勝利をともに闘いとった。下獄前日まで4同志がまさに一体となって勝利をもぎりとったことは定的だった。
 われわれの闘いの前進に恐怖し、数十人の公安刑事が弁護士会館の周囲を取り囲み、検察庁付近には厳戒態勢さながらの警備体制が敷かれた。これを踏みしだいて、圧倒的な下獄突入闘争がかちとられた。無実の福嶋同志を5年を待たず、奪還しよう。福嶋同志とともに闘い、再審闘争に勝利しよう。(N) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択