動労連帯高崎が籠原駅前で外注化阻止・強制出向粉砕の総決起行動
動労連帯高崎の主催で「外注化阻止!強制出向粉砕!総決起行動」が9月25日、JR籠原駅前でかちとられた。
朝7時30分、動労連帯高崎の赤い旗を先頭にして高崎車両センター籠原派出がある籠原駅北口に、さいたまユニオン、群馬、栃木、東京の労働者と全学連の学生など約15人が結集した。
「強制出向絶対反対」のプラカードの前で、動労連帯高崎の和田山繁委員長は、籠原の構内業務34人全員の仕事を高崎鉄道サービスに外注しようとしているJR東日本を徹底弾劾した。
決定的だったのは、JRの労働者が次々と集会をのぞきに出てきて和田山さんに手を振り、「がんばれ」と大声で声援を送り、あるいは駆け寄って日頃のうっぷんをぶちまけた光景だ。JR労働者のあらゆる怒りを、動労連帯高崎が体現していることがはっきり示された。
9時10分になると、籠原派出で構内運転士として働く漆原芳郎副委員長が仕事明けで職場から堂々登場した。
漆原副委員長は、たった今まで行っていた当局追求の様子を報告した。「決まっているのは10月1日に外注化をやると言うことだけ」「作業指示は『緊急を要する場合はJRが行う』のただし書きがついており、偽装請負そのものだ」「国労や東労組がやった苦情処理への回答は『事前通知通り』というひどいもの。これを副所長が今朝、それぞれに密封封筒で配っている」と当局の対応を弾劾した。
婦民全国協埼玉支部を始めとした仲間から檄布が手渡され、全学連の倉岡雅美さんのコールで元気にJRにシュプレヒコールをたたきつけた。動労連帯高崎の闘いが、国労や東労組も含めた34人の労働者の怒りを体現し、一部カクマル分子を除けば職場の過半の労働者の怒りをまとめあげ、職場からの総反乱を牽引している。(埼玉・B)
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