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「情宣禁止」仮処分打ち破り飯田橋駅前に登場

20130208a-1.jpg 2月5日より法大入試が始まりました。これに先立ち、法大当局は「営業権」を掲げて全学連に対して受験期間中の「情宣禁止」仮処分を申し立て、裁判所がこれを認めるという事実上の憲法停止攻撃をしかけてきました。法大当局は「必要十分な数の学生を確保することは法政大学が大学として存立するための必須の条件」と言い、3万5千円の受験料を受験生からむしりとるためならビラ撒きの権利など奪ってよいと恥知らずにも言っているのです。この法大当局の主張を裁判所が容認し、表現行為の封殺を認めたのです。絶対に許すことはできません。
 しかし、法大文化連盟と全学連は、2月5日から情宣禁止仮処分を打ち破って飯田橋駅前に登場し、多くの受験生との結合を勝ち取っています。 

20130208a-2.jpg 斎藤全学連委員長先頭に「情宣禁止」仮処分を徹底弾劾し、3.11福島現地闘争への結集、武田君への不当処分撤回を訴えました。 「原発の安全神話、放射能安全神話を50年以上に渡ってつくり続けてきたのが自民党ではなかったのか。その首相があのような大事故が起こっても、それについては言及しない」「原発事故などまるでなかったかのように福島県民の人々に日常を強制しようとしている。こんなことが許されていいのか。こんなことが許されて2013年が始まっていいのか」「3.11福島現地行動は私たちの未来を決する行動の日になろうとしています。私たちは3.11を絶対に忘れない日にしていきたい」 福島で起こっている命よりも金儲けの新自由主義の現実に対する怒り、3.11福島現地行動に集まり安倍を倒そうという訴えが注目を集めています。1日で二桁の学生が署名に応じ、議論になっています。原発推進・再稼働の立場を公然と表明した安倍政権への怒りは日に日に高まっています。多くの学生と結合できる情勢です。 一方で法大当局は受験生に対し「ビラを受け取るな」と悪質な宣伝を行っています。これこそ、原発への反対意見を押しつぶして原発をつくってきた原子力ムラの腐敗したあり方そのものです。絶対に許すことはできません。 法大入試前半の過程で情宣禁止仮処分決定を覆すような勢いで受験生との結合を開始しています。この息吹を引き継いで、2月入試決戦を闘いぬきます。その中で2月15日から始まる武田君への処分撤回裁判の大成功を勝ち取ります。受験生のみなさん、全学連、文化連盟とともに社会を変える行動にたとう。(首都圏学生・K)

 

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