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京大で昼休み集会 11・26訪韓闘争の感動を報告

 11月26日、京都大学で全学自治会同学会中央執行委員会が呼びかける昼休み集会が開かれました。10月27日の京大反戦バリストから1カ月を迎え、弾圧を粉砕してかちとられているストの総括集会として、また、戦争情勢の激化を受けての緊急反戦集会として、さらには京大当局への抗議行動として闘われました。
 当日は朝から集会を知らせる1千枚以上のビラが教室に配布され、昼休みへの機運がつくられました。直前に雨もやみ、クスノキ前での集会開催が宣言されました。

 まず、中執委員長でストに責任をとりきった作部羊平君が基調発言に立ちました。「安倍はエルドアンと会談し、〝テロとの戦いを支援する〟と誓約した。朝鮮半島でも米韓の『作戦計画5015』に対応し、安保法の強行をもって参戦しようとしている」と安倍を弾劾。また「一部の支配者により戦争に向かっている社会をひっくり返したい。吉田南1号館を封鎖した小さなストが、ほかの大学や職場に広がりゼネストまで行き着いたとき、本当に戦争を止める力になる。それを恐れたからこそ、警察を導入した」と弾圧の本質を明らかにしました。そして「次は全学を封鎖するストライキをやろう。もう一度討論を開始し、学生が主人公の大学をどうつくるのかを考え行動したい」と熱烈に呼びかけました。
 続けて、ソウル11・14民衆総蜂起をともに闘った京大生が民主労総の赤い帽子をかぶって登場。「1400台のバスが全国から結集し、そこら中の街角を制圧して集会をやっていた。私たちと同じく新自由主義と闘っていた」と報告しました。
 さらに、全学連の斎藤郁真委員長を先頭に支援に駆けつけた広島、東北、富山、法政の各自治会・学生から発言を受け、沖縄大学学生自治会からの連帯メッセージが読み上げられました。
 集会中、11・13パリ事件への見解と、民主労総の闘いを伝える『前進』が全学生に配布されました。
 集会後、教育推進・学生支援部(教学部)に抗議申し入れ行動を行いました。教学部では後期開講から弾圧体制がさらに強化されています。厚生補導担当課長という新ポストに突如就任した瀧本という職員は、昼集会を1時間近く監視しに来ていました。
 申し入れは山極総長に「刑事告訴の撤回、スト対応の情報開示、実況見分受け入れへの謝罪、京都府警への抗議」を求めるものです。窓口は「受け取らない」の一点張りでしたが、作部委員長が読み上げました。学生課長の藤田は「自分で書いたの?」などとふざけた発言をし、徹底弾劾されました。学内で責任を取ってきた中執の怒りを見据えられない当局の、追いつめられた姿をさらしました。
 すべての責任は総長・理事会にあります。逃亡は断じて許さない!
 京大生は弾圧を粉砕し、ストを勝利的に貫徹し、次の闘いへ断固進みます。

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