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市東孝雄さんへの千葉地裁による不当な「公示」を弾劾する!

s20130222b.jpg 三里塚芝山連合空港反対同盟のブログ、および弾劾声明によれば、2月20日早朝、千葉地方裁判所執行官が天神峰の市東孝雄さん宅前の畑、ならびに南台の畑に無断で侵入し、「公示書」なる看板を設置した。「公示書」の内容は、NAAの申し立てを受けて千葉地裁が行った仮処分決定として、①物件の占有を他人に移転または占有名義の変更を禁止する。②執行官が債務者(市東さん)の占有を解いてこれを保管中。ただし債務者に限り使用を許す、というものだ。しかも「注意」として、「仮処分物件の処分、公示書の損壊等をした場合刑罰に処せられる」と書いている。
 

 天神峰では建物の中にまで立ち会いもなく入り込み、壁に看板を設置した。看板の数は、トイレの中まで含めた14カ所。執行官は機動隊と公安警察を引き連れ、作業のすべてが終わった後に、母屋の扉をアリバイ的にノックし、市東さんが気づかなかったことをいいことに「留守だ」などとつぶやいて、立ち去ったという。絶対に許すことはできない!
 「公示」を一言一句認めることはできない。満身の怒りをこめて弾劾する。
 天神峰と南台の畑は、市東家が100年近く耕し続けてきた農地だ。「物件」とは一つひとつが市東さんの営農にとって不可欠の耕作地、建物、施設だ。唐突に現れた千葉地裁が市東さんに向かって「裁判所がこれらを管理するが、使用は許してやる」などと言い放つことをどうして許すことができるだろうか。これは、2月18日の農地裁判でトラクターデモを先頭に千葉地裁を包囲した闘い、農地を守って闘う農民の正義を堂々と主張した萩原進さん、市東さん本人の証言に追いつめられてのあがきにほかならない。
 三里塚に心を寄せる全国のみなさん! 反対同盟の呼びかけに応え、農地強奪攻撃を粉砕しよう。第3誘導路供用開始と闘う3・7三里塚緊急現地闘争に立ち上がり、3・24三里塚全国総決起集会に全力でかけつけよう!(TN)
 反対同盟声明はこちら⇒ http://www.sanrizuka-doumei.jp/
 

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