労働組合の力で橋下打倒を! 720人が2・24集会・デモ打ち抜く
2月24日、大阪市役所隣の中之島公園・女神像前で全国から720人の労働者・学生・市民が集まり、橋下打倒集会を開き、御堂筋を難波までデモした。労働組合の団結と闘いで橋下を打倒する!――意気軒昂としたデモに街頭の大阪市民が注目し、共感を寄せた。みな橋下に怒っている。
2・24橋下打倒闘争は、安倍自民党政権の先兵として凶暴な新自由主義攻撃をもって労働組合運動壊滅を狙う橋下徹大阪市長を打倒する階級的大攻勢の大きな一歩をしるした。集会とデモは、職場と大阪―全国に渦巻く橋下への怒りをぶつけ、多くの労働者が飛び入り参加し発言するなど大いに高揚した。
2・24闘争はまた、外注化阻止・非正規職撤廃決戦の第2ラウンドの決定的一環として、4大産別とりわけ地方公務員に対する退職手当400万円削減、給与7・8%引き下げの賃金破壊、そして民営化・全員解雇・10割非正規職化という雇用破壊、労組破壊、公務員攻撃との一大決戦への戦闘宣言を発する行動となった。さらに、8月下旬に大阪市で開かれる自治労大会を橋下打倒の大会に塗り替え、橋下の墓場に転化する闘いがこの日から始まった。
橋下の凶暴性は矛盾の表れであり、そこを突いて闘えば攻撃を破綻させることができる。これは1年間の橋下との闘いで明らかになった。絶対反対と階級的団結を貫き、ランク&ファイルを組織し、屈服と腐敗を深める大阪市労連の体制内労組幹部を打倒し、労働組合を再生させることが可能な情勢が開かれた。
動労千葉、関西生地区コン支部、港合同の3労組共闘の団結も一層深まった。国鉄を基軸とする4大産別を先頭に外注化阻止決戦の第2ラウンドを全国で闘おう。(K)
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