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「外注化による人員削減許すな!」香港のコカコーラ労働者がストライキ、・労組結成を認めさせる勝利

20131008a-1.jpg 10月3日午前8時より、香港の沙田にあるコカコーラ工場の300人の運輸労働者がストライキに突入した。労働者達は「会社は労働者の訴えを解決しろ!」「労働組合の権利を守り抜くぞ!」などと書かれた横断幕を広げ、抗議のシュプレヒコールを工場の門のところであげた。
 この工場の労働者がストライキに決起した最大の理由は外注化。会社が意図的に運輸部門を外注化しようとして、必要な人員を増やそうとしないことである。また不慮の事故を起こした運転手を冷遇していることへの怒りがある。そして“会社側は労働組合を承認して労資協議で解決しろ”と労働者は要求しているが、会社は拒否している。こうしてストライキが火を噴いた。 

 20131008a-2.jpg運輸部門のストライキにより、工場の配送はストップした。商品が配送されないので、香港の街のコカコーラの自動販売機は次々と売り切れになった。まさに生産点を誰が握っているのかを、まざまざと示す事態になった。
 これに追いつめられた会社側は4日、これらの問題を解決するために労働組合を承認し、3ヶ月ごとに一度は協議する場を設けること、そして職場の状況を改善し、福利に善処することなどを確約した。こうしてストライキは労働者側の勝利に終わった。
 外注化に反対する闘いが大きな勝利を収めたのである。
 香港では、労資双方の「合意」でいかなる労働条件も許され、さらに残業手当も一般的に存在しないという、すさまじい労働現場の現実がある。そのため、世界で最も格差が開いた社会となっており、特に非正規労働者の怒りはすさまじい。3月には港湾非正規労働者の大ストライキがあったが、こうした闘いが次々と発生し、今回の外注化に反対するコカコーラの運輸労働者の闘いとなったのである。
 また香港では、大陸の労働者の連帯行動が深まっている。10月1日には、迪威信家具用品深せん20131008a-3.jpg有限会社のストライキで不当逮捕され、120日を超えて拘留されている呉貴軍氏(既報)はじめ、中国政府によって労働争議などで不当逮捕されている労働者12人の釈放を求めて、香港の労働団体約40人が、中国政府の駐香港特別行政区連絡事務所前で抗議行動を闘っている。明らかに大陸と香港の労働者の団結が強まっている。こういう意味でも中国の労働運動は新しい段階に入っているのである。
 非正規職化、外注化との闘いは、大陸でも香港でも労働者の共通の課題となっており、それは世界の労働者の闘いと完全に一体である。動労千葉の闘いが全世界の労働者と連帯しうる展望が今、確実に開かれている。香港、全中国の労働者との連帯をかけて、11・3労働者集会の大成功をかちとろう!(K)


*写真は、1枚目は「ストライキを闘う香港コカコーラの運輸労働者」
 2、3枚目は、「中央人民政府駐香港特別行政区連絡事務所前で、労働運動で逮捕された12人の労働者の釈放を求めて闘う香港の労働団体、労働者」
 

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