北陸労働者集会 解雇撤回!非正規職撤廃!職場に闘う労働組合を!
10月12日、北陸ユニオン主催の「解雇撤回!非正規職撤廃!職場に闘う労働組合を!10・12北陸労働者集会」が富山県民共生センターで開催された。「激動する労働環境~今なにがもくろまれているのか」と題した特別講演を山本志都弁護士が行った。
司会あいさつに続き、全学連とNAZEN北陸が闘いの報告を行った。富山大の若きリーダーは、全学連運動の切り開いた地平と展望を力強く報告。「富山大学でも大学当局の弾圧に屈せず、学生自治会の建設をめざしている。10・18法大集会から11・3全国労働者集会へと攻め上りたい」と決意表明した。
特別講演を行った山本志都弁護士は、「新自由攻撃の中で、労働者保護法としての労働法の基本理念が破壊されている。アベノミクスはその『廃墟』に新しいものをつくろうとしている」と、安倍の成長戦略の反労働者性を全面的に暴露・批判した。そして、「労働組合の役割がさらに重大になっている」としめくくった。
さらに、解雇撤回で労働委員会闘争を闘うA通運の当該とJP労組の青年労働者が決意表明。JP労組の青年は「日本郵政の『新人事・給与制度』による新一般職は労働者の非正規化、解雇を進める攻撃だ。JP労組本部は賛成しているが、組合員の3割は反対。現場の団結を打ち固めたい」と決意表明した。
「国鉄闘争10万筆署名運動を全力で取り組む決議」を採択し、北陸ユニオン委員長が「国鉄分割・民営化型の攻撃は、社会全体を覆っている。怒りをもって現場から闘いを作りだしていこう」とまとめた。最後は「団結がんばろう」で気勢を挙げた。(北陸ユニオンK)
この記事へのコメントはありません。